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黒石市内の幹線道路で目に飛び込んできた同心円。この配色は共同石油だが…?

果たして、駐車場に停まっているクルマの後ろに共同石油のGマークがあった。防火壁の翼端に、Gマークをイメージしたサークルを配したのだろうか。

暑い夏の朝だった。




国道104号、青森県田子町。この日、青森県各地でねぷたがstartする8月2日、この標識の向こうに見える神社でも祭礼の準備がなされていた。路上に停まっているクルマは、その関係者である。

小学生の女の子が二人、神社から駆け下りてきた。

東日本フェリーがまだあったころ、下北半島の大畑港から函館、室蘭を結ぶ航路があった。そのターミナルは、いまやわずかな釣り人が出入りする場所となっている。

奥に、桟橋が見える。出入りできないようにブロックで囲まれている。本当は写真を撮りたかったが、地元のか、若者たちがそこで遊んでいたのでカメラを向けることも、観察することもためらわれたので見ていない。

建屋はブロックで取り囲まれている。それは、かつては別の形で、冒頭写真でいえば消波ブロックがある位置に配置されていたもので、「いってらしゃい北海道」「ようこそ本州北端大畑へ」と書いてあったものだ(後述)。それが、文字が読めない角度に並べ直されている。

建屋には「東日本フェリー」の表示が残る。この施設はリベラが継承しているのだろうか、それともなんらかの形でむつ市(合併前は大畑町)のものになっているのだろうか。

* * *

 
 
 

1997年の夏休み、友人と4人で大畑までやってきた。金曜深夜に常磐道、磐越道、東北道で八戸のあたりまで走り、そのまま薬研でキャンプ。翌日は恐山などを見たりして、大畑に行った。その晩、つまり土曜日、大畑では静かなねぶた祭りがあった(大畑はnebuta、のようだ)。深夜、このターミナルで友人二人を見送った。おそらく、彼らが向かったのは2時50分発の室蘭行きだったと思う。この航路は翌1998年に休止となった。(2往復していた気がする)

いま思えば、下北から4時間で室蘭というのはとても早いと感じる。逆に十分な休憩にはならない時間でもあると思う。

私ともう一人の友人はそのまま大畑のフェリーターミナルでテントを貼り、翌日は雨の中を一緒に走って狩場沢駅の軒下で寝て、その翌朝別れてそれぞれ東北をツーリングした。


こちらのサイトに、生きていた頃の大畑港の写真がある。
http://oppama-garage.jp/drive19970812.html
http://makiken.at.webry.info/200704/article_22.html
信越本線の直江津駅の東側すぐにあるプレートガーダー。柏崎方面から直江津に入るときにはこの橋を渡ればすぐ直江津駅、逆ならば直江津を出るとすぐ渡る橋ということと、上下線どちらも下路だから車窓に見えるということで、印象に残っている人も多いだろう。写真左が海側・下り線、右が山側・上り線。

この橋は「荒川橋梁」というが、渡るのは関川である。関川の高田以北をかつて「荒川」と呼んでいたことを反映したものと思う。

上り線。下路プレートガーダーは美しくも狭苦しい。向かって左の桁の側面に銘板と塗装標記があるのだが、望遠レンズを持っていなかったので銘板は遠すぎ、塗装標記はかすれて読めなかった。

上り線。車両の窓まですっぽりと覆う桁部。桁下の水面高さをみれば、この橋が下路になるのもうなづけよう。

上り線。こちらは年代が新しいのか、非常にスマートになっている。

外観。

上り線の桁手前のコンクリート部分に銘板がある。銘板が「荒川橋りょう」となっているので、これは橋梁そのものの銘板だろうか。

荒川橋りょう
設計 信濃川工事局
施工 株式会社熊谷組
設計荷重 KS-16
基礎 鋼管くいΦ=60cm L=41M13本
基礎根入 けた座面から5M3
着手 昭和59年10月
しゅん功 昭和60年3月



さて、この荒川橋梁は掛け替えなどでルートの変遷も絡むようだ。掛け替えは関川の河川改修(川幅増大)によるものだと思う。地図・空中写真閲覧サービスより、空中写真で比較しよう。

まず、1975年12月。CCB7512-C13-14よりトリミング。
  上下線とも平行である。

次いで2010年6月。直江津CCB20102-C24-8よりトリミング。
関川の幅が格段に広くなった。左岸の写真下も川になった。鉄道周辺も大きく変わっているが、なによりも、荒川橋りょうが現在と同じ形をしている。

両者を重ねてみよう。
これだけ見ると、かつての上り線を下り線に転用し、かつ川幅活用対策として桁を右岸(写真右)に延ばしているように見える。さらにその下流側(写真では上)に新桁を架設したようだ。

上り線・右岸側の桁がどういう形なのか、見ておかなかったことが悔やまれる。一度見て撮影したものを家で見ていると気づくことが多すぎる。すべてのものは2回以上見なければならない。





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