県内第2、第3の都市が掲載されているわけでもないことがわかる。端的なのが北海道である。
・旭川がなくて、上川がある
・釧路がなくて、浦幌がある
・稚内がなくて、幌延と浜頓別がある
広大な地図を広げて、「あ、ここが標茶か。じゃあ釧路湿原がこのように展開するから、釧路はここだな」とか「ここが浜頓別か。じゃあ、カニの枝幸はその南だな」とか思う人間がいると思うのか。
以下、枚挙に暇がないが、私が強く疑問に思ったものを列記する。列記したのは、「記載のある市町村」(括弧内は、それらの市町村よりも規模や知名度が大きく、代わりに記載されるべきと思う都市)である。
●北海道
幌延(稚内)
美幌(網走)
標茶(釧路)
上川(旭川)
新ひだか(浦河)
●新潟
柏崎(長岡)
●長野
佐久(松本)
伊那・天竜(飯田)
●静岡
掛川(浜松)
●兵庫
明石(神戸)←神戸を差し置いてかよ!
●岡山
高梁(岡山)←岡山や倉敷より大事か?
●鳥取
日野(米子)
●広島
尾道(福山)
山形県に、山形と米沢しかなくて酒田がないくせに、鳥取県では鳥取のほかに智頭、日野と入れている。高知県では、高知のほかに室戸、檮原、四万十、宿毛と4市町も入れている。これはいったいどうした訳なのだろう?
こ うした疑問の答えは、「地名は賑やかしに入れる」ということだと推測する。「人口○万人以上の都市だけを掲載」とすると、当然のことながら分布に異常な偏倚があるの で、地名が重なり合う部分と、地名がまったくない部分が生まれる。そうならないために、「賑やかし」として、適当な地名を入れておく。たとえその地名が全 国区でなくても。その結果、神戸や岡山ですら掲載されない地図に、雄武や檮原、椎葉が載る。
これは、Yahoo!地図が、掲載される地名が人口に応じた完璧なベクトルデータではないという証にもなる。
ここから一段階拡大すると、さすがに載るべき都市が載るが、まだ載らないところがあり、消えるところもある。
●消えた
会津若松(代わりに喜多方が出た)
柏崎(代わりに長岡が出た)
高山(代わりはないが、「穂高岳」が出た)
伊勢(代わりはないが、尾鷲が出た)
三次(代わりはないが、「比婆山」が出た)
宇部(代わりに防府が出た)
唐津(代わりはないが、隣県長崎に平戸が出た)
出水(代わりはないが、「天草」が出た)
●まだ出ない
神戸
さがせばまだまだいろいろあると思う。