(カシミール3D+SRTM30) うっかり1日間違えた。例年、30日に公開しているものなのに。そんな訳で本日は2記事公開。まずは2018年のGPSログだ(フェリー航路は一部適当に加筆)。関東地方から出たことを書き出すと下記の通り。 1月 紀伊半島~芸予諸島 2月 岐阜名古屋 3月 長野/屋久島(飛行機) 4月 新潟 6月 三遠南信 7月 新潟/三重 8月 新潟/新潟~北海道(フェリー)~新潟 9月 福島 10月 新潟/新潟/新潟 11月 岐阜/新潟/大阪 12月 名古屋/新潟/新潟/新潟 自分としては大変意外なことに、東北は福島県以外に足を踏み入れていない。たいていは毎年1回は行くのに。そして今年も福井に入らなかった(石川・富山もだが…)。 丸田祥三さんの取材に同行させていただいたものも多い(関東に収まるものはあげていない)。仕事仕事仕事の合間にどこかに出かけるのは、ものすごくリフレッシュされる。ありがとうございます。3月の屋久島は、これから刊行される酒井透さんの取材への同行。5年ぶりに飛行機に乗った。 北海道の釧路の東で切れているのは、バイクのエンジントラブルによる。 (Kashmir3D+地理院地図に赤でGPSログを描いている。ほぼ中央、ここで折り返した) この顛末はこちらに。北海道ツーリング2018 北海道でバイクがエンジントラブルを起こしたときの対処の記録 実家のある新潟が例年になく多いが、4月は路地連新潟+スリバチ学会、7・8月は海、10月は丸田さんの取材2回と新潟マラソン、11月以降の新潟は、実家方面の都合。これについては項を改める。 2019年は、ゴールデンウイークが10連休となる。私も仕事を調整してすべて休むようにしたい。そのときにどこかに行けるか。そろそろ種子島や甑島に行きたいのだが、果たして。 ●関連項目 2017年のGPSログ 2016年のGPSログ 2015年『轍のあった道』アワード内の記事 2014年のGPSログ 2013年のGPSログ PR ずいぶん前から、ナビの調子が悪かった。熱を持つと、タッチパネルが反応しなくなる。いまのクルマと同時に購入したものなので、もう10年以上になるDVDナビ。押しても押しても反応しないので、つい拳で叩いたら、ピキッと割れた。それまでは、かなり強く押しても、●っても、割れることはなかったのに。一切、反応しなくなった。とはいえ、固定されてしまったのがまずまず使える縮尺だったのは幸い。 さて、壊れてしまったら、交換しなくてはならない。これを機会に、Bluetoothでスマホと連携できる新しめの中古を買おうかな…とも思ったが、これと同じモデルは数千円で買える。ジャンクならば1000円とかだ。ならば、もともと調子が悪かった液晶だけ交換したと思えばいい。とりあえず、内装外しをAmazonで購入し、外す作業だけ進めておく。 内装を外したところ。インパネ側面は引っ張れば外れる。ダッシュボード上からハンドル左に至る1枚パネルは、へらを差し込めばパキパキ外れる。youtubeに作業動画があるのはすばらしい、ありがたい。 木ねじ4本で留まってるナビを外す。配線をメモ代わりに撮影。かつてはこういうのはスケッチするしかなかった。青いコネクタが外しづらい。1本、黒い線が余っている。これを、いま刺さっているものと間違わないようにしないと…というのは取り付けるときに気づいて後の祭りだった。 ここまで分解。ジャンクを買い、液晶を含む前面ユニットを交換すればいいのだ。 そう思って中古市場を確認したら、トヨタ車から取り外した同じモデルが送料込み1600円くらいで出ていたので、それならば交換するだけで済むと思い、購入(これを「新ナビ」と書く)。さっそく交換作業に入る。 ところが、、新ナビを取り付けたところ、DVD(地図データ;2006年版、壊れたナビと同じもの)を読み込まないことが判明。送料別800円だけあって、壊れていた。DVD(地図データ)を取り出すと、裏面が傷だらけ。つまり、新ナビはスロットローディング機能が壊れて読み込めない代物だった。ジャンクだし、そんなものは、古いナビ(これを「旧ナビ」と書く)とDVDユニットをスワップすればいいのだ。 本体は、このように2段重ね。上段がCDユニット+DVDユニット、下段が本体。右が液晶。どのビスを外せばいいかは、見ればわかるだろう。PCの内部機器交換のような感覚だ。 簡単に交換完了、取り付けてみると、きちんとDVD(地図データ)を読み込んだ。CDプレイヤーは壊れていなかった。ほか、機能を確認してみる。液晶のタッチがきちんと反応して気持ちいい。やはり、旧ナビの液晶は壊れていたのだろう。 * せっかくナビの地図を新しいものに入れ替えるチャンスだったが、安さに負けた。メモとして記載しておく。 200系ハイエースの初期型、2.5Lディーゼル「2KD」に乗って12年。走行距離は13万強なのでたいしたことはないが、ここ最近、アイドリングが不安定になったり、時にはストールすることがあった。ハイエースはインジェクタ周りに不調を抱えることが多く、交換すると1本5万×4=20万(+工賃)コース、とは巷間よく言われている。それか。 そう思って、修理を前提にディーラーに持ち込むと、専門の機器での測定の後、こういう見積もりになった。 ・インジェクタ交換+工賃 170k ・コモンレール交換+工賃 67k ・インジェクションポンプ交換+工賃 150k ほか、締めて390k円である。コモンレールとポンプもか。「買い換えのご検討は…」などと言われてしまったが、40万すらきついので、ほかの方法を探ることにした。インジェクタ周辺の洗浄をする機械を備えた工場はあり、専門の業者もいる。また、ハイエース専門店では添加剤による調整もしている。まずはそれらをあたってみる。 そんなか、埼玉のある工場が、IRSのディーゼル洗浄システム導入店としてリストアップされていたのでそこに相談した。「インジェクタを洗浄したからよくなるとも限らない、洗浄後、結局ダメだから交換となる、つまり割高になることも…」と、ちょっと歯切れが悪い。あまりこのシステムを使ったことがないのか、信頼していないのか。でも、逆に言えば、保証できないことを「たぶん大丈夫」などとは言わずに、しっかり「わからない」と言ってくれている。こちらの希望も伝え、調整をお願いした。 しばらくすると「洗浄よりも、検討した結果、サクションバルブが原因ではないかという結論になりました。それだともっと安くあがります。ただ、やはり、それで好調になるかは断定できません」と連絡があった。もちろん、交換してもらう。結果はこう。 【交換前】 ・燃料圧力 規定3万kPaのところ、24160~40640kPa、不安定。 【交換後】 ・燃料圧力 29810~30263kPa、安定。 となり、これにて終了。 * * *
同様のことはトヨタも把握していたはずで、やはり10万km前後でトラブルの報告が相次いだようだ。私の買った時期よりも後の生産分には、サクションバルブが「対策品」になっている。報告書に添付されたサクションバルブの写真は「対策前」の短いものなので、まさにそこが原因だったのだろう。 ネット上にも多々情報があり、サクションバルブはディーラーがタダでやってくれたとか、自分で交換したとか、どこどこが原因だとか、いろいろある。バイクならばまだしも、クルマのディーゼルエンジンでは、私にはとても原因の推定はできないので、これはこれで解決ということにした。 昨年は大晦日も元日も仕事で、まったくそれどころではなくて端折ってしまった「轍のあった道アワード」。1年間に書いたブログを、自分で「これ、よかったなあ」と自画自賛し、かつ、もっと読んで欲しいので広めるために行うものだ。
2017年に書いた記事は91本。時期はかなり偏っている。これまた仕事の都合だ。6月の北海道出張で見かけて撮りためたものなどを書き終えたのはなんと12月。30日までの記事で91本しかない。写真1点とコメントだけのものもあるが、それでも、みなさんに見ていただきたいものばかりだ。 今回は、【部門】を(適当に)考えて、それぞれの賞を設けた。大賞は最後に発表する。 【発見部門】●発見部門賞錆に覆われ、実際に「白看」だったかはわからない。それでも、林道内にこうした標識があるのはとても珍しいケースだ。 ●次点 北海道で見かけたいすゞTW 岩手県を中心に、三陸での目撃談が多いいすゞ・TW。「釧11」ナンバーをつけた現役の車両が、行き止まり(その先は通行止めという意味)の林道に佇んでいた。 ●次点 謎のカプセルハウス 「フローラ」というカプセルハウスがある。その仲間かと思うような建物(といえるのか)を、四国で4回見かけたのだが、情報がまったくない。ご存じの方いらっしゃいましたらぜひ。 【ドボク部門】●ドボク部門賞ドボクのすさまじさ位置関係はこうだ。この林道をアンカーにして、地図上で見ると約1km対岸の崩壊地を望遠レンズでのぞき込むと、 こんな、圧倒的な世界が展開されていた。斜めに横切るのは作業道。緑の段々畑状のものは、これから植林がなされるということか。 ●次点 架け替えられた親不知の歌高架橋 すっぱりと切り落とされている旧橋。いずれすべてがなくなるだろう。アクセスが多かった回。 ●次点・橋梁賞 動物園や公園にある橋は、その目的からして歩道橋だ。歩道橋は、橋梁の世界でも独特で、鉄道橋や道路橋では見られない形式が展開されたりもする。この「サル島橋」は、吊床版桁。伊豆大島の、ほぼ客がいない無料の動物園にある。 【文化部門】●文化部門賞白馬村の青鬼(あおに)集落と青鬼神社重要伝統的建造物群保存地区とされた地域に、いかにも神社への道という雰囲気の階段があった。登って登って登って登って…。高齢者しかいなそうな集落だが、この参道は、とてもきれいに整備されていた。 ●次点 隣の建物が取り壊されると、そこに隠れていた防火壁のペイントがあらわになることがある。一度はパステルグリーンに塗られたのだろうか。 【地図部門】●地図部門賞GoogleMapsおいて「北海道」はパンケニコロベツ林道を指すベクトル地図では、地名を表示する際に、どこを基準にするか設定されている。市町村名は、ほとんどの場合は市役所または町村役場。しかし、県庁所在地の名称が都道府県名と異なる都市や広域地名は、おそらく図の重心にそれがセットされている。 「北海道」。ルート検索では、なぜか鉄道が選べないので自動車で表示。「北海道」は新得町のパンケニコロ川近くにある。「東京」は江戸川橋だ。 * * *
さて、いよいよ。 【轍のあった道大賞】鉄道・道路併用洞門 平岩洞門鉄道・道路併用トンネルといえば羽越本線の新五十川トンネルが有名だが、大糸線平岩駅近くに、鉄道・道路併用洞門があった。自分としては、「発見」である。この手の設備は、たいていは鉄道側からは気がつけない。道路側からも、それなりに注意していないと気づけない。 この洞門は、私の観測範囲では、触れたものを見たことがない。この記事をアップした後、ある方がわざわざ見に行ってくれたのもうれしかった。 2018年も、こうした「そこに行ってみたくなる報告」をブログにアップしていきたいと思っています。来年もよろしくお願いいたします。 ●関連項目 2013年『轍のあった道』アワード 2014年『轍のあった道』アワード 2015年『轍のあった道』アワード |
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