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「央橋」と書いて「なかはし」と読む。常陸太田の国道の旧道が渡っている。

 
南側。ウェブとリブで塗り分けられている。

コンクリートの色に似つかわしい雲の色。この日から晴れが5日続くという予報だったのでバイクで出たのだが、この後、一瞬、土砂降りになり、カッパを着る間にびしょ濡れになってしまった。

 
南側。

 
 
親柱は右書きで、左に「央橋」、右に「里川」。親柱から飛び出した意匠は、見た目の安定化を出すためか。

 
北側。

 
 
親柱、左は「なかはし」、右は「昭和十二年十一月竣功」。

説明看板によれば、地元では「めがね橋」と呼ばれているとのことだが、ほんとかな。2連の上路アーチが水面に映ると、二つの円が並ぶ(「○○」となる)から「めがね橋」と呼ぶんじゃないのか。










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長野県に集中して存在する、コンクリートローゼ。中島武という一人のエンジニアが独自に手がけたもので、中島が手がけたものは長野県内で7件、現存5件(2019.2.17修正)。そのうちの一つが、国道148号旧道にかかる姫川橋。「桁が主役だ」といわんばかりの造形。低いライズ。「ランガーとはこういうものをいう」と教科書に載せたくなるような形をしている。

国道148号は1995年の豪雨災害で多くが抜本的に改良され、長大トンネルで抜けるようになったが、その隙間に一瞬、見える。引き返そうと思っても、次のトンネルも長い。

 

ポニー形式であり、コンクリートの地も非常に美しく、磨かれているかのようだ。こちらは右岸側、親柱は左側(上流側)は作り直されたようで、選奨土木遺産のプレートがはめこまれている。右側(下流側)は「ひめかわはし」。

 
端部は、いまのフィンバックのような、流れるような美しさ。

 
左岸側。親柱はない。左奥に見えるのは、画面左の平倉トンネルからのスノーシェッド。その手前に小さく見えているのは旧道の「東橋」。名称が判明したのは山さ行がねがによるが、そちらには、この姫川橋が補修中の写真がある。この橋のコンクリートが美しいのは、補修されたからのものであった。


土木学会の解説はこちら。
中島武設計のRCローゼ桁群 大手橋,姫川橋,親沢橋,昭和橋,栄橋の解説シート


■関連項目
大原橋 コンクリートローゼ


9連のRCローゼ桁(径間39.2m)+鋼製トラス桁(径間70m)で構成される、岡山県の大原橋。戦前のRCローゼの最大径間数(戦後にそれ以上のものはあるのか?)。室戸台風による被災後の復興橋梁群のひとつである。とはいえ土木学会の選奨土木遺産「室戸台風の災害復旧橋梁群」には含まれていない。跨いでいるのは旭川で、右岸(西)側がRCローゼ。広大な河川敷は農地となっている。

上流側(北側)に歩道橋を併設する。親柱があるが、改築されたもののようで、左の親柱はどうみても大原橋本体の親柱なのに「大原歩道橋」とある。右は「大原橋」。


桁はコンクリートの地色の部分と、明るいグレーに塗装された部分がある。補修された部分も明るいグレーだ。通りかかった年配の女性は、この、吊り材とのツートンカラーを非常にいやがっていた。地色の方が美しかった、と。

アーチ端部の、施工時の型枠の跡がおもしろい。板目が平行ではなく、端部に向かって収斂している。台形の板を用意したのだろうか。

そして隣接する桁同士の端部はこれだけ接近している。板一枚入るくらいのスペースしかない。河川敷で作ってクレーンで架橋したわけではあるまいに、ここまでギチギチだと施工時に苦労はなかったのだろうか。

桁裏。縦桁の裏面に鋼板を貼っている。向かって左が歩道橋で、歩道橋が載る部分の橋脚は増築している。

支承。裏側も見たけれど、ちょっとよくわからない。

トラス桁。先に書いた通りがかった人も「鋼材が不足したからコンクリートになった」と言っていし、それが定説かと思っている。こちらのサイトによればこんな説をとなえる人もいるが、さてこれはどうだろうか。

左岸は親柱はないのだが…

歩道橋のみ、ある。「昭和46年8月竣工」。

桁裏と支承。



ここはJR津山線玉柏駅からも近いので、鉄道旅のワンポイントにどうぞ。

右岸には、高速で流れる県道218号の旧道がある。




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