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2003年ころだったか、当時出入りしていたビッグオフロードクラブの会長さんから「スーパーテネレでフロント周りを破損しただけの事故車があるのだけれど、必要ですか」と連絡が来た。仲介していただき、持ち主さんから青白(1993年式だったと思うが、青白はパターンにより88年式や91年式もあり、ちょっと思い出せない)を部品取りとして5万円で購入。部品取りなら3万円くらいかなと思っていたのでちょっと高いとは思ったが、部品取り車など入手できる可能性はゼロに近いのだ。走行距離は5万kmを超えている。

使えないのはフロントフォークとフロントホイール周りのみ。ほかはすべてフレームが丸裸になるまで剥がした。この過程で、普段メンテナンスで触らない部分の構造を随分と知った。さまざまな取り回しは、後にメインのマシンを触る際にも随分と参考になった。

上の写真はその部品取り車のエンジン。スーパーテネレはダブルクレードルフレーム、でも250ccクラスと異なりヘッドパイプ下ですぐ2本に別れ、エンジンを包み込むようにリヤのピボットに至る構造かつその2本はボルト留めなので、4本のボルトをゆるめるだけでエンジン脱着できる。そのため、車体下に台車を突っ込み、前のボルト2本、後ろのボルト2本と外すだけで、優しく台車に着地させられた。確か、エンジンは70kg以上はあるはずだ。

 
丸裸になったフレーム。先の2本のフレームははずしてある。

2012年夏、メインのマシンが9万kmを超えたところでミッショントラブルを起こし、そのまま廃車にして3年。このエンジンを使えば復活できるかも、と思いつつも結局はそのままになっている。せっかく腰上をオーバーホールしたのに…ということ、いまさら5万km走ったエンジンを積んでもなあ、ということ、十数年の放置でエンジン内部がどうなっているのか(錆びていないのか)がまったくわからないことなどが理由である。
 
で、ちょっと倉庫を整理する必要があるため、これらを処分することにして、中間産廃業者に依頼してきた。二つで5000円だった。業者のおじさんたちは「領収書いる?」と何回か聞いてきたので「いらない」と答えたのだけれども、きっとその5000円はおじさんたちの飲み代になるのだろう。どうぞどうぞ。

* * *

この部品取り車から使ったのは、下記のパーツだ。
・タンク(塗り替えるために使用。メインのマシンは凹みや傷が多すぎた)
・ヘッドライトのフレーム(メインのが歪んでいたため)
・キャブレター(始動性が悪化したときに比較実験した)
・リヤブレーキ一式
・リヤホイールのハブダンパー
さて、高かったのか、安かったのか。

残りのパーツもほぼすべてあるが、近々、処分しようと思っている。

なお、この部品取り車を含め、いままで3台の車体を買ったことになる。1台目は1年で盗まれた。2台目はいまも廃車体として保管してある。3台目がこれだ。妻からはこのエンジンの発展形であるTRX850を譲り受けているので、都合、この系統のエンジンを4台、所有したことがあることになる。









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2012年北海道ツーリングの終盤、ミッションがおかしくなった。5000回転ほどまで上げないと、ローからセカンドに入らなくなった。ドグが欠けたか。まあしょうがない、だましだまし丁寧に走り、帰ったら修理に出そう。そう思っていた。しかし、最終日前日には、3速、4速への入りも悪くなる。セカンドへは、7000回転くらいまで上げないと入らなくなった。

P8079273.jpg
帰京後、YSP横浜南に相談すると、どうもドグだけではすまなそうだ。3年前のオーバーホールでは腰上だけで済んだが、今回はクランクも割らなければならない。20~30万円コースだ。加えてブレーキ周りはディスクの交換をしなければならないほどだ。クラッチも、まだ滑ってはいないが、替え時ではある。それらでプラス10万以上かかる。

対して、腰上オーバーホール後まだ5000kmくらいしか走っていないし、チェーンとギヤも交換したばかり。なにより、オリジナルのカラーリングだ。こういう時のために、予備エンジン(5万km走行)も持っている。いろいろ迷う。

1997年3月に2台目のスーパーテネレとして購入してから16年。30~40万かけて修理してまで、このヤレたバイクに乗るのか。好きで乗ってはいたが、絶対評価で言えば、フロントタイヤは細いしブレーキは効かないしフレームはよれる。気持ち良くはない。

だから、もう乗るらないことに決めた。
これからは、ランツァ(妻のだが)とRMXに乗ってあげよう。



かといって、車検場での廃車手続き、つい億劫で行かなかった。いよいよ年度末、4月にはると税金がかかる。そんなときになって、ようやく手続きに行った。

さようなら、練馬ひ69-51。抹消登録だから、再度登録すれば乗れるのだけれど、その時には、練馬C…などというナンバーになってしまう。

北海道から帰ってきてからいっさい乗っていないので、オドメーターは5万5214マイルを差している。8万8858kmほどだ。10万kmには届かなかった。



北海道から沖縄までの47都道府県と、ロシアを走った。林道ばかり行っていた。アタックにも持っていった。全盛期の「女神湖スカイエンデューロ」にも出た。国内に数百台しか入っていないスーパーテネレとしては、かなりダートを走った方だと思う。でも、2000年代に入ってからは日常生活に時間を取られ、1年以上まったく乗らなかった時期もあった。ここ数年は年間2000~3000km程度、要するに年1、2回の遠出くらいしかしていなかった。まあ、そんなものだろう。

とはいえ、このカテゴリ、これで最後ではなかろう。車体をどうするかは決めていない。とりあえず、そのまま保管しておく。

スーパーテネレに関するページ等へのリンクを記念においておく。

・2001夏 北海道 最後のバイクツーリング
・2002春 ロシアンラリー
・ブログのカテゴリ:スーパーテネレ ( 26 )
・Flickrにとりあえずアップした分:SuperTENERE


昨年、10年ぶりに北海道にソロツーリングに行ったが、今年はもう少し長く行けるチャンスとなったので、道南を中心に回ってきた。往復自走は初めての経験だ。

P8079273.jpg5日(日)夕方自宅→お台場、夜 お台場→(PAの地面で仮眠)
6日(月)→北上西→錦秋湖SA併設の温泉で仮眠→一般道で青森へ。2:50のフェリーで函館。(船中泊)
7日(火)函館→時計回りで海岸沿いに寿都(道の駅でテント泊)
8日(水)寿都→時計回りで海岸沿いに留萌→秩父別(道の駅でテント泊)
9日(木)秩父別→我路→鵡川(鵡川駅前で駅寝)
10日(金)雨なのでJR日高本線往復乗車→高速で豊浦→国道で長万部(国縫駅前でテント泊)
11日(土)国縫→時計回りで海岸沿いに函館→木古内→JR江差線往復→函館→20:40のフェリーで青森へ
12日(日)青森→東京


旅中のツイートや写真はこちらに。

夏休み北海道ツーリング

走行記録
8/5(日)自宅発 53296マイル
8/6(月)函館着 53825マイル(+515マイル)
8/7(火)寿都着 54064マイル(+241マイル)
8/8(水)秩父別着 54308マイル(+244マイル)
8/9(木)鵡川着 54478マイル(+170マイル)
8/10(金)国縫着 54603マイル(+125マイル)
8/11(土)青森着 54765マイル(+162マイル)
8/12(日)自宅着 55214マイル(+449マイル)

合計1918マイル=3087km
昨年、オイル交換した後から、2速への入りが悪い。かねてより、クラッチワイヤーのレバー側の太鼓のカバーが破損していることと、ワイヤーが伸びきっている疑惑があったので交換した。

20120325_000.JPG約3700円。まだ欠品になっていなくてよかった。

20120325_001.JPGハンドガードを外し、アジャスタを回してケーブルを抜く。

20120325_002.JPGこんな具合に、プラ製の太鼓のカバーが割れている。以前見たときは、ワイヤーがほつれていたような気がするのだが…。

20120325_004.JPG新品の太鼓。こんなにきれい。



20120325_003.JPG新品のワイヤーにグリスを通すために、ワイヤーインジェクターを使う。これを使うの、10年ぶりくらいかもしれない。

20120325_005.JPGクラッチ側のアジャスト。けっこう簡単に決まって助かった。やっぱり新品は伸びがないから合わせやすい。


しかし。
2速への入りの悪さは変わらない。ドグが欠けてたりするのだろうか。もうこのままつきあうしかないのか。ギヤ抜けが怖い。。。

 
約1年前にオーバーホールしてから、結局1000マイルも乗ってない。やっと今日、オイル交換をした。ついでに、懸案事項だった、ゆがんだままのシフトペダルを交換した。

ペダルの交換は、以前もしてみたことがある。しかし、新品のペダルはアンダーガードに干渉してしまう。これは、アンダーガードをワンオフで作ってもらうとき、ゆがんだペダルをつけたままバイク本体を預けたためで、ゆがんだものを基準に完成してしまったからだ。

作ってもらったのは千歳烏山の清水工業所。オーナーの清水さんもバイク好きで、バイク雑誌に関わっていたときに随分とお世話になった方だ。そこで、個人的に作っていただいたのがアンダーガードだ。製品サンプルのページにある。4mm厚のステンレス製だ。



かれこれ7~8年、ゆがんだペダルのままでバイクに乗っていたのだが、シフトチェンジもしづらいので交換することにした。純正のアンダーガードは、シフトペダルとクランクケースの間には入っていないのだが、このワンオフものは入っている。
20110513.jpg対処としては、アンダーガードを削ればなんとかなると思っていた。いろいろ削ってみた。しかし、まったく埒があかない。そのため、アンダーガードを切り取ることにした。

297982012.jpgアンダーガードを取り外して改めて気がついたのだが、ノーマルのアンダーガードはペダルとクランクケースとの間には入り込まない。忘れていた。その証拠として、ペダルがクランクケースと擦れた跡が無数にある。

297995757.jpg297980696.jpg下2枚の写真のように切り取った。これでストレスなくシフトチェンジができるようになった。勝手に切り取ってごめんなさい、清水さん。




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