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永瀬ダムが形成する大栃湖にかかる国道195号の橋。中央径間が大きい3連のワーレントラスに見えるが、さにあらず。中央径間の端柱が、側径間の斜材を兼ねるという形の連続トラスだ。

 
 
その部分。中央径間は分格トラスになっている。


中央径間の背が高いため、真正面から見ると、カマキリというか、犬が腹ばいになって前足を出しているというか、スフィンクスというか、ホワイトベースというか、そんな印象になる。

 
銘板。

昭和30年(1955)
高知県建造
内示(昭和14年)一等橋
製作 株式会社横河橋梁製作所

 
 
親柱。右岸の右に「おおとちはし」、左に「昭和三十年五月架設」


 
親柱。左岸の左は「昭和三十年五月架設」、右に「大栃橋」。


すぐ向かいの売店では、いろいろなお弁当を売っている。高知名物の野菜のおすし、とてもおいしかった。
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関西空港連絡橋を、鉄道で渡る機会があったので撮った。

20111207_000.JPG曲面ガラスであるため、線路が歪んで見えるのはご愛敬。

この写真は関西国際空港島に向かっている。まだ橋を渡る前半である。橋は中央部分が盛り上がっているので、見通すとこのように「登り坂」に見える。頂点付近、対向の線路には南海のラピートが見える。

この橋は、下段を鉄道が、上段を道路が通る2層構造の連続トラス橋。とはいえ、上路たる道路面を支える桁の内側に鉄道が通っているため、対傾構などを通常通り配置できない。そのため、このような部材の組み方になっている。もし鉄道が単線だったら、もっと単純かされていたのだろうか。

20111207_001.JPG連続トラスの垂直材には記号がついている。おそらく「第○径間の○本目の垂直材」という意味なのだと思うが、まったくあてずっぽう。

20111207_002.JPG関西国際空港島に入り、道路が箱桁になったところ。箱桁の下部、製造時に使用する作業用のタブ(?)がずらりと並んでいる。こういうのって除去しないのかしら。いつも不思議。


東北新幹線で有名なのは、第一北上川橋梁だろう。全長3872m、日本一長い鉄道橋梁である。日本一長い道路橋は東京湾アクアブリッジで4424mである。しかし、ここで紹介するのは第二北上川橋梁だ。東北新幹線において2番目に長い橋梁である。

IMG_3166_R.JPG橋長1029m、最大支間101m。支間101mのワーレントラス9連+支間60mのワーレントラス1連が一体となった連続トラス桁である。

いや、そんなことよりも、この曲がり具合である。地図を見ればわかるとおり、盛岡に向かって右にカーブしている。半径は4000m。支間101m部分は角度で言えば1.447度だが、長さがあればこそのこの曲がり具合。カーブするトラス橋については過去にも書いたことがあるが、こう巨大だと見上げるのも億劫だ。新幹線の橋梁は、すべてがつるんとしていてあまり惹かれないのだが、大きさと鉄骨の太さに圧倒される。北上大橋も同じだ。

ワーレントラス部分だけでいえば、第一北上川橋梁は支間90m6連分=540mなので、全部トラス桁で969mあるこちらのほうが長く見える。高架橋と連続する、支間の短いPC箱桁は橋梁に見えないかもしれない。支間60mの部分は、上の写真の一番手前の大1連である。

橋梁部分=トラス部分は、両岸の堤防を跨ぐ形の最短の長さである。仙台方の1連だけが支間60mなのは、ここを60mにして盛岡方を支間101mにすれば、続く3連でちょうど北上川を跨ぐことができる。右岸ギリギリに第2橋脚、北上川の中に第3・第4橋脚、左岸ギリギリに第5橋脚と配置すれば、川の中に建てる橋脚は最小限になる。第5橋脚より盛岡方をも支間101mにしたのは、同じ設計の桁を流用したに違いない。以上、この段落は推測だ。

全体を写真に収めようとしたが・・・

IMG_3170_R.JPG水平画角93度の17mmでは当然入らず、対角魚眼でなんとか。魚眼なので中央部が手前に強調されているが、カーブの外側から撮影しているのでもともとそのあたりがふくらんで見える。




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