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北海道の牛舎。この形式は、1階で乳牛を飼育し、2階は乾草などを貯蔵するスペースとなっている。2階から直接、飼料箱に乾草などを落とせることもあるようだ。

 
1階部分の外吊り戸、2階部分の(たぶん)内吊り戸ともに、菱形だ。意外にもこの手の木造牛舎ではバツ形や菱形は見ない気がするが、北大の札幌農学校第2農場はいくつもの矢羽根形があるようなので、今度行ってみよう。

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長野県の無住集落には、集団移住後40年以上が過ぎながらも、いまもなおそこそこの数の家屋がそ建っている。老朽化は進んでいるようだが、ときどき出入りがあるようで、小ぎれいだ。

 
一部ガラスの破損がある、倉庫風の建物。消防団の建屋だ。消防車が納められていたと思われる車庫の扉は赤く塗られたバツ形。それも折り戸だ、これは珍しい。

 
建物は冒頭の写真の位置なので、開き戸でもよさそうなものだ。折り戸は蝶番の負担も大きく、現にツライチに閉まらなくなっており、すき間が生じてしまっている。扉の上部に掲げられた看板の文字は消えている。

 
すき間から中を覗いてみたけれど、当然もぬけの殻だった。

いまは色褪せて赤茶色となった扉、現役時はどんな色だったのだろう。







●菱形扉
 

大きな木造建築。1階部分は全部倉庫で2階部分が居住区画か。一見、4枚戸、あるいは6枚戸に見えなくもないが、左から1、2、…6とすると、中央の3・4、板が菱形に貼られた2枚の戸のみが左右に開き、2・5はその戸袋的スペース、1・6はそれに合わせた意匠のようだ。

●大きな木造バス車庫
 
小豆島のバス路線の終点の一つ、坂手東。そのバス停脇にある大きな木造車庫。開口部は鉄製の柱と梁が組まれている。

●弧を描く木製窓枠
 
 
とある場所で見かけた、おそらく無住の住宅。2階の属面の明かり取り窓の上部が弧を描いている。煉瓦建築物の縦長の窓で上部をアーチにしているものがあるが、その意匠をまねたのだろうか。

●児島の鋸屋根
 
 
学生服の街・児島の田ノ口。カンコー、フジヨット、サクラの3メーカーがいまも拠点を構える。そこで見かけた鋸屋根。浮き輪さんのご教示によると、縫製工場の所有とのこと。もしかしたら、建てられた当時は紡績や織物工場だった可能性もある。そうした工場でも採光はとても重要だったんだな。

 
背面(?)には引き戸。この堀にかつて橋がかかっていたのだろう。







 
中京圏の山間部。奥の母屋と共に土壁だから、かなり古い建物のようだ。下向きの矢羽根形に板が打たれた開き戸は(更新されたかもしれないが)建ったころからあったのだろうか、それとも建ったときは開放されたいたのだろうか。

扉の固定は大きな角材による閂。出入口が道路と並行になっているので、右側の扉を開くと荷物の出し入れがやりにくそうだ。
 
集落内にある、日常的に使われていそうな小屋。その扉が菱形。扉は開き戸。カギは閂。板が少し剥がれている。

 
左のお宅のものだろうか。扉が逆側を向いているので公共的なものかとも思ったが、特定の政党のポスターがたくさん貼ってあるので、個人所有と思われる。別の人のものかな。

屋根と側面はトタン。こういう小屋は、当初は板張りだったものを更新したものなのだろうか。なぜなら、扉だけがトタンを貼っていないからだ。






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