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京都盆地の北西、嵐山から保津川を遡ったところにある景勝、保津峡付近の鉄道ルートも大きく変わったが、保津峡駅が移転したために架けられたのが、この保津峡橋だ。なんと、フィーレンデールトラスだ。

  左岸(東側)の親柱には「保津峡橋」「水尾川」。水尾川は保津峡駅付近で保津川に合流する、保津川(桂川)の支流。

「トラス」と言いながら、三角形の構造を持たないフィーレンデールトラス。

右岸(西側)は、トラスとの間に1スパン、別の桁がある。そのため親柱も離れている。

  こちらの親柱は「ほづきょうばし」「竣工 平成2年9月」。橋梁名は、銘板や親柱に限ってかもしれないが、「○○はし」とにごらないことが多かったのだが、最近はにごるものが多い。

少し離れて保津峡駅前からはこのように見える。

左岸にはこのような開設板が石に埋め込まれている。


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常磐線の下り、高萩駅構内に入る直前、車窓にフィーレンデールトラスが見える。跨線歩道橋だ。駅から徒歩5分くらいのところだ。5パネル、7パネルの2連であり、橋脚は全てラーメン構造。中央の橋脚は軸方向で見るとπ型をしている。階段は西側に一つ、東側に二つついている。

直方体に近い形のフィーレンデールトラスも、ここは橋門構というのだろうか。
5パネルのほうは垂直材が6本ある。それぞれ外側の各2本が上弦と接するコーナーはリブに沿って補強がなされている。7パネルのほうは8本あり、それぞれ外側の各3本が同じようになっている。

前述のとおり、東側は階段がふたつある。ひとつは軸方向(写真左)、ひとつはそれと垂直方向(写真右)だ。

おもしろいのは、パネルそのものを開口部とするのではなく、垂直材を挟んだ位置にしていること。

フィーレンデールトラスの桁は、こちら(東側)が可動側。

軸方向の階段の前に、トレッスル橋でいうところの橋脚上の桁(なんと言うんだったっけ…)に相当する短い桁が乗る。薄いコンクリート床版のみだ。その先に、鋼材をかました階段が続く。


●関連項目
高萩駅付近の跨線橋(歩道橋)その2

予備知識なしでこの橋に対面したので驚いた。長崎空港からレンタカーで市内に向かい、ながさき出島道路が終わったところで、この橋が真正面に来る。そこで知った。

少し反っている。トラス部分は全溶接。中路の歩道橋なので桁の高さもなく、通る人もこの橋が珍しい形だな、などとはたぶん気づかない。


羽衣橋の銘板。見れば2003年。

この橋が誕生した経緯はこちらに詳しい。
フォトエッセイ     橋を巡り人を想う  長崎・水辺の森公園  -軌道修正の宿命-

周辺情報はこちら。
水路にかかる橋

ランドマークとしてこの形式を選択したようだ。


フィーレンデールトラスは、近年になっていくつか架けられている。全国でもそう数は多くないが、三角形を用いるトラス橋よりも視界にうるさくないため、これからもう少し採用事例が増えるのではないかと感じている。


●関連項目
あじさい橋 最新のラティスガーダー(長崎県)


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