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首都圏の電車を動かすための、JR東日本の小千谷発電所(左)と山本調節池(右下)、小千谷第二発電所(写真中央少し右上の小さな建屋)。小千谷第二発電所は5期工事であり、第5期真人沢水路橋(小千谷第二発電所用)から通じている。

 
この山本調節池・山本第二調節池ともに、信濃川の左岸の河岸段丘の上にあり、発電所はその下に位置する。俯瞰すると、段丘の様子がよくわかる。ここには山本第二調節池は写っていないのだが…。

 
ロックフィルダム、山本第二調節池。湖面をぐるりと古レールの柵が取り囲んでいる。さすが鉄道の施設。

 
その多くは1935年生のレールなのだが、いくつか「2602」と陽刻されたレールがある。皇紀2602年。すなわち1942年製だ。

このレール柵はなかなか手が込んでいて、こんな重い素材をすべて丁寧に溶接してある。いまなら、こんな高品質かつ重いものは、柵の素材として使うことはあるまい。


小千谷発電所と山本調整池 空撮とは記事を分けました


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JR信越本線の犀潟駅前の空き地に、コンクリートの塊があった。使用後のPC枕木が積んであることはよくあるが、これは踏切の敷石だ。

微妙に藪に埋もれつつある。再使用されることはあるのだろうか?

断面がこんなふうになっているなんて知らなかった。孔は、ポストテンションでもかけるためだろうか。上のブロックと下のブロックで孔の径が異なるのも気になる。

ほうほう、コンクリートの台座に締結装置が埋め込まれているのか。



犀潟駅の貨物ホーム跡。夏草が伸び放題の側線の脇を、EF510が牽く貨物列車がけっこうなスピードで通過していく。

犀潟駅舎。かつての出入り口の前に、さらに飛び出す形で雪切り室(?)がついている。しかし、その左にはJAのATMがあり、とても窮屈そうだ。


【2014年8月10日追記】
@oomatipalkさんから下記のご指摘をいただいた。


このような構造が公開されていることに驚いた。内部構造もよくわかる。@oomatipalkさん、ありがとうございました。





四国内鉄道網の一つの終端、宇和島駅。2面3線あり、いまはホーム端部が結合されて通路になっているが、かつてはその向こうまでスルーしていた。1974年の空中写真を見るとよくわかる。

線路の間に見えるのはディーゼルカーに給油する計量機。全部で8基ある。つまり8両編成が停車中、全車に給油できる。
作業しやすいように、線路の間隔は広く、かつコンクリートで舗装されている。

冒頭の写真よりも上屋に近づいてみる。二つのホームともに、同じ形のホーム上屋がかかっている。

1番線を逆から。ホーム上屋の柱は古レール製。組み方は江川崎駅のホーム上屋と同じだが、こちらは底面合わせだ。

さらにホーム端部に寄る。1番線の屋根、このあたりはH形鋼の柱だ。そして2・3番線ホームは、古レールの柱の上屋は右端ですぐ途切れていて、そこからホーム端部への屋根はさらに2タイプある。継ぎ足し継ぎ足し…したのだろうか。先の1974年の空中写真で見ると、当時はホーム上屋は古レール支柱の部分しかなく、この継ぎ足し部分はそれ以降のものだとわかる。

写真ほぼ中央の鉄柱の向こう、パイプが立ち上がり、2・3番線ホームのほうに折れている。これは軽油のパイプ。軽油のタンクがレールの地下にあるとは思えないので、おそらく敷地外にあり、そこからこの位置に引き込んでいるのだろう。






伊予宮野下駅のホーム待合所。いかにも南国らしい、開放的な待合所だ。強風もなければ横殴りの雨もない、だからこんな造り…などと勝手に想像を働かせてしまいがちが、まさかそんなこともなかろう。台風も来るだろうし風の強い日もあろう。それでも、こういう形にしてしまっているのはなぜか。

妻面の壁、前後方向(枕木方向)の幅がないのは、ホームを移動する客の動線を確保するためか。片流れの屋根は大きく、風のある日でも雨が吹き込みを抑えてくれている。また、座っていれば、壁がこの高さであれば、十分な防風機能は果たすだろう。

ベンチ2脚。片隅にはゴミ箱もある。きちんと機能している。
JR四国の駅ホームに、こうした上屋が散見される。これはなんだろう? これは伊予宮野下駅のもの。

アルミ製(?)のもので、屋根の下には灯具がある。電話ボックスでもなさそうだ。

国鉄の建物財産標がついており、「鉄 B停 諸舎1号 S.60年3月23日」とある。こういう上屋でも「諸舎」つまり建物として分類されるのだな。


用途を知っている方はぜひご教示ください。


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