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国内唯一のレンティキュラートラス、南河内橋を、十数年越しでやっと見に行くことができた。ので空撮してきた。

 
アーチが上向きと下向きに、レンズ形に組み合わされている。

 
 
アーチといえど、垂直材と交わる部分はピン結合されている。

 
 
 
ピン結合は、構造が剥き出しで、ものすごくかっこいい。いや、あらゆる部材が構造剥き出しなんだけれども、結合部で力が変化すると考えると、特に。

 
左岸側(北側)の端柱・橋門構。大正末の竣功ということもあり、また、おそらくレンティキュラートラスを採用しているということからも、装飾が多い。









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右膝日記のとおり、入院していた。病棟での食事はパナソニック電工の「デリカート」という電動補助カートで配られていた。なかなかおもしろいものだったので記録しておく。


病院食は、このようにトレーが二つに分かれ、片方(写真では右)に温かいもの、他方(左)には冷たいものがセットされる。何百食も、それも患者個人個人の状況に応じて作るために、セットするだけでも相当な時間がかかるだろう。セットできたものから、それぞれ保温・保冷する必要がある。

そこで、保温・保冷ができる、デリバリーカートの登場だ。


シチサン写真。「前」。全面上部についているのはカメラ。側面上部には放熱用の穴。


カメラ。

 
反対側。側面上部にはパネル。後述。

 押す側。上部に前面カメラからの映像を映すモニタ、中部にハンドル。おそらく「押し下げて移動・バネで水平に戻すとブレーキ」などとなっているのだろう。

 
 
メインスイッチはキー。また、表示から、バッテリーを積んでいることがわかる。

 
側面。左右で見ると、トレーは3列収納できる。

 
側面。NFブレーカー、AC200Vの入力、庫内温度の設定。トレーを収納する扉には「保温」「保冷」と書いてある。この写真は「1」と「2」の間だが、「左:保温、右:保冷」の観音扉を開けると、トレーを取り出せるようになっている。

コンセントは、上の「押す側」の写真で壁から出ているコードが見える。


適温配膳車 デリカート
品番 CD1048FP

食事のトレーは、保温・保冷部分それぞれトレーごと温かく・冷たくなっているので、トレーの棚自体が保温・保冷になっているのだろう。




大渡ダムの少し下流、国道33号を走っていると、立派な坑門が見えた。

 
長さと不釣り合いに感じるほど立派な坑門。これは北側。コンクリート製ということと、コンクリートによるピラスターが異様なほどのボリュームがあることが、強い違和感を持たせる。

 
反対側(南側)坑門。

 
ピラスターの根元には、石仏が安置されている。花は、すぐ近くにある集落の人の手によるものか。


この不思議な構造物については、マフラー巻きさんのサイトで理由が明かされていた。リンク先をどうぞ。

しかし、それにしても。ピラスターは、坑門が倒れないように抑える役目をするのだから、このように翼壁に抑えられるのであれば、翼壁がその役割をすればよく、ピラスターは必要なさそうに見える。ということは、かつてはこの翼壁がなく、ピラスターは全部露出していたのかもしれない。竣功時の写真があるといいのだが。



 
大渡ダム。
山間部でよく見る貫場としては、火消しのリスのものが有名で、それを集めたサイトもあったが(ちょっとURLがわからなくなってしまった)、これは標語の看板。

看板の上が赤、下が青という琺瑯看板らしい鮮やかな配色に、手書きの揺れ、「スペースが足りない!」という思いが聞こえてきそうな「ずに」のあたりの処理、とても美しい。




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