右膝日記のとおり、入院していた。病棟での食事はパナソニック電工の「デリカート」という電動補助カートで配られていた。なかなかおもしろいものだったので記録しておく。
病院食は、このようにトレーが二つに分かれ、片方(写真では右)に温かいもの、他方(左)には冷たいものがセットされる。何百食も、それも患者個人個人の状況に応じて作るために、セットするだけでも相当な時間がかかるだろう。セットできたものから、それぞれ保温・保冷する必要がある。 そこで、保温・保冷ができる、デリバリーカートの登場だ。 シチサン写真。「前」。全面上部についているのはカメラ。側面上部には放熱用の穴。 カメラ。 反対側。側面上部にはパネル。後述。 押す側。上部に前面カメラからの映像を映すモニタ、中部にハンドル。おそらく「押し下げて移動・バネで水平に戻すとブレーキ」などとなっているのだろう。 メインスイッチはキー。また、表示から、バッテリーを積んでいることがわかる。 側面。左右で見ると、トレーは3列収納できる。 側面。NFブレーカー、AC200Vの入力、庫内温度の設定。トレーを収納する扉には「保温」「保冷」と書いてある。この写真は「1」と「2」の間だが、「左:保温、右:保冷」の観音扉を開けると、トレーを取り出せるようになっている。 コンセントは、上の「押す側」の写真で壁から出ているコードが見える。 適温配膳車 デリカート 品番 CD1048FP 食事のトレーは、保温・保冷部分それぞれトレーごと温かく・冷たくなっているので、トレーの棚自体が保温・保冷になっているのだろう。 PR |
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