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国道180号を北上していくと、道路上にコンクリートの水道橋が見えた。この桁の重厚さ、道路橋でも鉄道橋でもない、独特の雰囲気。写真右が上流。

 
反対側から。写真左が上流。この水路橋は、日野川水系印賀川の大宮ダムで取水し、日野川下流の黒坂発電所に至る発電用水路の一部。

 
分厚い壁橋脚。蜂の巣が二つ見える。。

 
上流側、水路隧道から出てきて水路橋に接続しているところ。

 
 
水路橋の内側は、サラサラと水が流れていた。思ったよりも流量は少なかった。



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伊豆・下賀茂温泉の春まち橋に続くような形で、水管橋が延びている。ここは青野川と二条川が合流する地点で、合流点をYの字に例えると、その股に温泉が湧き、/を乗り越える形でこの水管橋がある。上の写真の3本の塔が源泉。左下に春まち橋。画面を左右に横切るのが堤防で、その上の道路を横断して向こうに延びているのが今回の水管橋。

 
4本の管を渡している。






富士川の河口から3番目にかかる橋。最下流は国道1号の新富士川橋、次が東海道新幹線富士川橋梁。そしてこの東駿河湾工業用水道富士川水管橋となる。wikipediaのTemplate:富士川の橋では無視されている。

  1スパン102m、10径間、橋長1040m。

 
口径2200mmの水管2本をアーチが支えている。アーチ橋は遠目には優美な形と認識されることが多いので(大正時代に既にそう言われている)、この橋の迫力は真下で鉄塊を見なければ感じられないだろう。

  左岸側。堤防と水管の間は1mちょっとか。立ってはくぐれない。

 
 
近くで見ると、途端にこの水管の「重さ」を感じる。背後の民家ほどの大きさがある、橋台を兼ねた取り込み口(なんと言うのだろう?)のこのコンクリート塊すら軽く見える。

この橋に流れる水は、釜口サイホン橋で触れた日本軽金属富士川第二発電所の余水を工業用水に転用しているものだ。海岸にある水力発電後の余水をそのまま海に流すのではなく、(おそらく加圧して)他の用途に転用するとは、その規模の大きさに驚く。

工業用地下水のくみ上げが「安全揚水量」の限界に達したことから、1966年に東駿河湾工業用水道建設着手、1970年3月水管橋竣工、1971年12月一部供用開始。水管橋は給水は当時1日68万トン、現在79万トン。計画では131万トン。橋梁の製造者は日本鋼管(現JFEエンジニアリング)だ


富士市のサイトに当時の市報がPDFで掲載されている。建設中の写真もある。


釜口橋(静岡県)のすぐ上流に見える水管橋。水管には三菱のマークが光っているが、それは写真を見ていて気がついたものだ。

地形図を辿ると、そもそもの取水口は身延線塩之沢駅近くにあり(標高170m程度)、そこから十島駅近くの日本軽金属富士川第一発電所(標高100m程度)、そして出口は蒲原の日本軽金属富士川第二発電所へとつながっている。

写真右の車道は「橋場桟道橋」といい、車道拡幅の際に桟橋状に架けられた部分のようだ。「橋場」という名称が、いかにも釜口橋のとりつきらしい。


歴史的鋼橋集覧に載っているとは思わなかった。詳細はこちら。
http://library.jsce.or.jp/jscelib/committee/2003/bridge/T9-106.htm
道路左側に見えた水管橋。いろいろ惹かれる…。よく見ればすぐ下(向こう)に道路橋があり、水管橋はそれよりも上にある。そして、高さの低いプレートガーダーである。


あまりプレートガーダーという気がしない。寸法は測っていないけれど、たぶん定型のI型鋼であって「プレート」ではなさそう。だが、それがいい。

根元はコンクリート製の用水路。上から見るとおもしろい。

直径20cmばかりの水管に、ここまでの橋がいるのだろうかと思わなくもない。アーチ水管橋(水管そのものがアーチ)ならばアーチのみでいけそうな径間。かたつむりがくっついてた。

端部で下を向いていた水管は道路の下をくぐり、反対側に水を噴き出していた。まさにサイフォンの原理。

道路よりも高い位置にある水田に水を供給できる高さに吹き出ている。しかし、そのすべては用水路に流れていく。

とはいえ、この水管橋は道路をくぐるためというよりも、冒頭写真のように川を跨ぐために作られたのだろうな。その延長でついでに道路もくぐった。そんな風に見える。






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