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8月の午前2時に都心を出発し、ひたすら国道6号を北上。特にあてもない、なんとなく、いわきの海沿いで日の出が見られたらいいな、というような走り出し。午前4時20分ころ、東海村で、東の空が白み始めた。

 
いわきマリンタワーを回り込み、少しいったところで休憩した。夏の、湿った朝。泳ぐには水温が低いだろうが、空気そのものはまだまだ「夏」だ。

 
さらに北上し、国道から旧道に入っていったところ、駐車場となっているところに「壁」があった。中央の丸に、うっすらと蝙蝠が見える気がする。左に丸がひとつしかないのは、本当はもっと左まで防火壁があったのに道路拡幅で削られたか。

 
高曇りの夏の朝。ここから思い立って、乙次郎林道とその周辺にハンドルを向けた。




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いまは下関市となった、写真映えすることで有名な橋に向かう途中、コンビニに立ち寄ろうと国道をはずれたところ、隅切りのような位置に緑色の帯がある壁。そこに、いまのENEOSのサインポール。「現役」だ。

 
壁にはうっすらと蝙蝠マークと日石カルテックスの星。数件隣に給油所が盛業中。ここはかつての敷地、道路拡張で移転したのだろうか。


 
能登半島の廃止駅のすぐ近く、県道沿いに日石のモザイクが見えた。いまは砂利置き場になっている。

 
小さなサービスルーム。給油所前の1.5車線の道路の交通量は、いかばかりだったのだろうか。



 
能登半島の富山湾沿いを北上していると、かなり昔に閉鎖されたと思しき給油所があった。防火壁の裾には緑の帯。日石カルテックスのマークが二重に。

よく二重になっているが、リペイントするとき、同じ位置になるようにしないのだろうか。大きさが異なるから、そうはいかないのか。

 
引いて見ると、このような埋もれ方。写真の左から来た場合は防火壁だと認識できないかもしれない。

 
さらに引く。崖下のくぼみに位置している。いまとなっては国道(見えている道路)も、海側の防波堤もあるが、おそらく給油所が開業したころにはこんなに海側に道路や防波堤が広がっておらず、1車線道路のすぐ向こうが海、くらいの立地だったのではないか。でなければ、こんな狭い場所に収めているのが不自然に感じる。

 
海とはこの距離だ。











 
中部とも近畿とも言われる県の、南国イメージのエリア。写真の道路左側の建物の裏は海だ。そこに、防火壁が1面だけ残されていた。うっすら見える日石カルテックス。敷地は工事中で、ココスヤシ(たぶん)が配され、なにか素敵な建物が建ちそうな感じだった。


帰宅後、この場所のストリートビュー(2013年撮影)を見て驚いた。この防火壁の前には、かつて建物がたちはだかり、防火壁は隣家との間に挟まれていたのだ。当時ならここを通っても防火壁に気づかなかっただろう。

長年、隠されていたものが、建物の取り壊しで顕わになることがある。今回、たまたまそういうタイミングで日石カルテックスが現れたのだろう。今後、工事が進むと、防火壁は塗り込められたり、あるいは取り壊されるかもしれない。






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