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日石カルテックスのマークは、なぜか、ブレたように、二重に描かれていることが多い気がする。現役時代も、下の赤が見えていたのだろうか。


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岩手県内、北上川の支流を遡る形でなだらかな坂を走っていると、トタン…かどうかを判断する術を持たないのだが、そういう金属板から色が抜け落ちている壁があった。そこに鎮座する、塗り重ねられた日石CALTEX。手前には2台目コンドルのバキュームカー。趣味のガレージとなっているようで、心の底から羨ましいと思った。

 



 
秋田の道路沿いに、鉄扉の向こうに佇む「日石灯油」の計量器があった。その腹部には、日石カルテックスのマーク。古くから大切に使われてきたに違いない。計量器は刷毛で赤茶色に塗られていて、そのマークにも塗料はついてしまっているが、塗りつぶさないようにされている。

もう開けっ放しなのかと思ったが、翌日通ったら鉄扉は閉じられてた。閉じられていたら、中にこのような宝物が眠っていることに気づかず、パスしているはず。一瞬の、偶然の出会いだった。それにしても、この真夏にこの灯油計量器、どういう用途なのだろう?



四国の剣山地を東西に走る国道の北側に、ひっそりと旧道が走っている。地形図で見ると、国道沿いよりもこちらのほうが家屋の記号が多くあるが、とはいえ点在する程度であり、見ての通りの道幅。早朝、ここに給油所を見たときには「なぜここに、これだけの美しいENEOSが?」と思うような集落。

駐車場代わりに使っているに違いない、小さなキャノピーの下に停まっているのはナナマル。アルミこそ履いているが、オーバーフェンダーもない、ステッカーチューンもない、まったくもってシンプル、無地に見えるランクルは、この給油所の佇まいにとても似つかわしく見えた。


北海道上陸2日目。予報と違い、天気がすぐれない中、美深から北に向かった。音威子府で給油したENEOSは、屋根こそ今風になっているものの、外壁はタイルで飾られていた。

ふと見ると、そこにはCALTEXの看板が掲げられていた。日石カルテックスの時代から、日石三菱、新日石を経てENEOSになっても、ずっとここにあったのだろう。このブランドへの、給油所の愛を感じて写真を撮らせてもらった。





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