写真では小さく見えるが、キャノピーは非常に大きい。大型が2台、縦に入る。これだけの大屋根をもってしても敷地の数%しかカバーできていない、いかにも北海道の幹線道路沿いの給油所。サービスルームまではかなりの距離があり、雨の日にはさぞ大変だろう。 大きなピットがふたつもあるのもいい。ここから次の大きな町、留辺蘂まではまだ9kmもある。 給油所としては閉鎖されたが、倉庫として使われている。2013年5月は、7月の参院選に備えて選挙ポスターがあちこちに貼られていた。閉鎖された給油所を見るたびに、防火壁は格好のポスター掲示板になっているのだなと思っていた。 しかし。 日石カルテックスのマークの上に貼るんじゃない。 よく見ると、屋根上には鰹木が乗り、端部には千木まである。これは神社を模しているのか。 サイトgogogsを見ると、どうやら前身はJOMO。当時の、屋根と調和しているというか破調といおうか、妙な色合いの写真をぜひご覧いただきたい。 あいにく自分のクルマが満タンだったのでここでは給油せず。給油して、事情をいろいろ聞いてみたかった。 わりと簡単に見つかった。この防火壁下部の緑色からしても現地はかつて給油所だったようだが、いまは犬走りのない土台の上に住宅が建ち、防火壁前は駐車場になっていた。そこにはENEOSのローリーが停まっていたので、住宅敷地内の壁にしては異様なこれも「残してある」のだろう。 近くにあるENEOSはセールスルームの屋根に三本線の入ったものだった。ということは、ずいぶん前に、この敷地から移転していたのか。それとも、ここは「離れ」のような位置づけだったのか。すてきな建物だったが、あいにく給油するほどガスは減っておらず、また給油所前の道も国道ながら非常に狭いのでこっそり撮ることもできず、写真はない。ストリートビューがあるので探して欲しい。 * * *
三次は素敵な町だった。この夜は、北に行った温泉併設の道の駅で寝た。
住吉橋を見るためにコインパーキングに車を入れたら、そこが給油所跡だった。
L字型の敷地で、区画の角に面した位置にキャノピー、その奥に一段引っ込んでサービスルームがある。残念ながらかつてをしのぶよすがはほとんどない。ブランドロゴも注油口もない。 おや? 屋根の三本線は日石カルテックスだったということ? 十数年前の道路地図でもこの位置には給油所のマークはないので、それより以前に閉店したのだろう。 |
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