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20120530_001.JPGJR京ヶ瀬駅前にある、こぢんまりとした給油所。屋上のENEOSの看板が、そのすぐ下、屋根の側面(何というのだろう?)ととてもよく調和している。こうした小規模な給油所は、キャノピーなどないようがスタイルがいい。働く方にとってはあったほうがいいだろうけれど。

サービスルームの正面は大きな1枚ガラスの窓が連続し、まるでクルマのディーラーのようだ。

20120530_000.JPG少し引いて。画像左の防火壁には段がある。そして、その下にはドラム缶を縦に半分に切った、タイヤのパンク修理時につかう水槽。

このENEOSも、以前はJOMOだった店舗だ。それが、ENEOS化で塗装を一変され、美しくなった。


では、JOMO時代を。
(gogo.gsよりリンク)

これもまた「近隣の方々、落ち着いた色になってよかったですね」と申し上げたい事例だ。

【関連リンク】
ENEOSへの華麗な変身
 
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20120519_013.jpg県道も市街中心部を離れると、混雑もなくなる。このENEOSはそんな立地にある。

キャノピーの下に、Mobilの…とはまた違う形の円形キャノピーがある。円の一部は柱と干渉するため、カットされている。この円形キャノピーは、古い航空写真を見ると、影とともにしっかり写っている。

20120519_014.jpgサービスルームもすごい。なんだこの屋根の形状は。

なにか謂われがありそうな給油所だった。
 
20120506_000.JPGJR上越線岩本駅の近く、国道17号沿いに、すでに給油所としては現役ではない一角がある。防火壁には日石のペイントがかすれている。現在は駐車場として機能しているようだ。

背後の(おそらく)オーナーの住宅の一部に作り付けてあるサービスルーム。住宅の妻面にトタンを貼って白く塗り、住居の城壁と相まって防火壁が控えているかのような印象を見る者に与える。

20120506_004.jpgサービスルームは全体が水色に塗られている。軒下には、おそらく屋号が書いてあったのだろう。室内はバイクが置かれているのが見える。

20120506_001.JPG右側のクルマ越しに、日本石油の蝙蝠マークとCALTEXの文字が見えた。どちらも塗料が乗っていたところがまるでマスキングされたかのように白く残り、他の部分は経年で黒ずんでいる。CALTEXのほうを見ると、なんとか星があったことはわかる。赤い塗料片は、その位置からして、おそらくその上に塗り重ねた日石の色だろう。

20120506_002.JPGその下には、チューブタイヤのパンク修理用の水槽。いまの時代、給油所ではチューブタイヤのパンク修理をしてくれるのだろうか。そういえば、かつて一瞬だけ乗っていた、日産キャラバンのOEMになる以前のいすゞファーゴ4WDはチューブタイヤだった。

関係ないけれど、少しショックだったのは、岩本駅の駅舎が建て替えられていたことだ。木造駅舎の時代、何度か休憩をとったことがある。しかし、まったく鑑賞も記録もせずにいた。建て替えの日付を考えると新駅舎の前を何度も通っているはずだが、目に入っていなかった。そんなものだろうな。
 
20120420.jpg国道17号が湯沢駅前付近を通るとき、異様な光景を目にするだろう。

とても巨大なENEOS…ではなく、ふたつ並んだENEOS。その奥に出光。

3軒並ぶだけでも珍しいのに、うち2軒が同ブランド。もちろんこれは、JOMOとENEOSの合併によるもので、奥のENEOSがJOMOだった店舗。ガソリンの価格表示の看板が、まだ緑だ(撮影は2011年夏)。

両方とも地元の店だ。どちらもいい気分はしないだろう。もともとENEOSだった手前は「おれのほうが先だ、お前が店を閉めろ」と思うだろうし、元JOMOは「ENEOSになったら2店並びになっちゃったら、お客さんが減るじゃないか」と思うだろう。

私の勝手な予想:奥の元JOMOが、独立系になる。


 
先日、土砂降りの中、クルマで北陸道福井北ICから国道416号を東へと走っていた。目的地はえちぜん鉄道永平寺口駅。ふと、左手に廃ガソリンスタンドがあった。

といっても計量器はすでになく、防火壁があるのみ。しかも、一面だけ。

20110516_000.JPG
場所は記憶にないが、タイムスタンプからすると、えちぜん鉄道小舟渡駅よりも5分ほど西側のはずだ。背後は川ではなく泥田。

この壁。モザイクがすてきだ。そこに紅一点、日本石油のライジングサン。

逆から。
20110516_001.JPGこの、唐突に壊されたような印象の壁が雨に濡れそぼっており、重みがあった。壁にものが掛けてあった跡や壁の前にものを置いていた跡に、この壁が重ねた年月を感じる。

振り向くと、こんなだ。
20110516_002.JPGこの温室のようなものはなんだろう。そういえば、給油所には、こうした温室があるなあ。

この写真でいう温室の左側、おそらくそこにもかつては防火壁があったのだろう。ここから先は推測だが、営業中は窓を開けても防火壁の裏側しか見えなかった隣家が、給油所が休業するにあたり、懸案事項であった日当たりを解決するために、この部分の防火壁のみ、取り払ったのではなかろうか。そして、壁の断面をよく見ると、コンクリートブロックが覗いている…。

その手前の三和土のような部分はなんだろう? 以前はサービスルームがあったのだろうか。いずれにしろ、いまはすべて過去の形となっている。入口にロープを張ったりしてないので、じっくりと観察できる。これがいちばんの魅力かもしれない。




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