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新潟県北部の、海と並行する国道沿い。海まで数百メートルの、冬には海風が吹き付ける場所に、海に向かって小屋が建っている。その扉は菱形を描いている。両開きの吊り戸だ。

 
傍らにはワム80000の廃車体。これも倉庫として使われているが、大きさを比較すれば、小屋の大きさがわかるというもの。切妻、妻入りという、機能美ともいうべき倉庫。かっこいい。





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種子島の南西にある島間港。ここは屋久島の宮之浦とを結ぶフェリーが就航している。また、ロケット等が陸揚げされるところでもある。

 
比較的新しい印象。小屋の外装とも更新されているようだ。扉は開き戸で、かつては上・中・下に閂を渡せるようになっていたようだ。

 
タラップはフェリー太陽用か。ということは小屋内もフェリー太陽用のものかもしれない。

* * *

 
こちらも種子島にあった大きな倉庫。車庫だろうか。引き戸6枚分の全面に引き戸は5枚? 


側面はすべて板材なのだが、屋根上?に飛び出している部分はモルタルのよう。内側はどうなっているんだ?


 
作業のための大きな木造建築を見ると、ワクワクしてしまう。そこに、大きな菱形・バツ形等の扉がついていたら…。

 
富山県の、日本海の防波堤のすぐ前に建つ、漁協の建物。中で作業が行われていた。2階建てなのか、一部2階建てなのかはわからないけれど、室外機が五つ見える。この大きさの建物全体をこれだけの室外機で冷やせないので、小部屋がいくつかあるのだろうと推測する。




 
大きなお宅。右半分は窓がない。そのさらに右に、矢羽根型の開き戸を備えた小屋が張り出すように増設されている。その屋根の取りつけはDIYの香り。

 
開き戸のロックは閂。写真は左側の「閂を受ける金具」が壊れているため、下に落ちているだけ。


大洲市の河辺町川上。大字の「河辺町」とは、平成の大合併まで存在していた河辺村だ。その川上地区に、多くの小屋、それも菱形・バツ型扉を備えるものがある。1本道に沿ってはいるが、以下、順不同で書く。

●岩を背負った小屋
 
 
 
「なぜこんな場所に?」としか思えない立地。素人目には、岩陰など、岩が崩れたりしたらどうするのかと思うが、地震などないのかもしれない。しかし、建物は歪み、下向き矢羽根型の開き戸も歪んでいて、マルカンの掛け金も盛大にズレており、閉じるにあたっては外からつっかえ棒をあてがっている。

●三連の小屋
 
 
 
3棟がつながった小屋。真ん中の写真を基準に書くと、左は妻面に出入口があり、中央と右は平側(道路側)にある。左と中央は、下向き矢羽根型の開き戸を備える。右は外壁をすべて更新したか、あるいは増築か。瓦屋根だから更新かな。3棟とも、開き戸で、戸締めは閂。

●地下?がある小屋
 
 
 
 
道路の谷側に建つ。柱が1階の「下」に伸びているだけだろうが、それをトタンで覆っているので、川側は「地下」があるように見える。開き戸は下向き矢羽根型。戸締めは上部に回転式の木材と、マルカン掛け金。…と、針金2組。

●増築された小屋
 
 
 
扉は矢羽根型の開き戸。閂と、上部に南京錠。屋根がとても大きい印象。向かって右に付け足しの小屋、屋根下を含めてかなり面積が大きくなっていそうだ。左側面にはハシゴ。

●スノコ型の扉
 
唯一の、スノコ型の扉を持つ小屋。屋根が大きい。戸締めは閂。

●2軒寄り添うトタン波板の小屋
 
 
 
 
 
やはり、1棟が妻側、もう1棟は平側に出入口がある。どちらも平側でいいような気もするが…。右側の戸締めは、上部につけられた回転式の板。

●煙草の乾燥小屋? それとも養蚕?
 
ここ河辺村は、葉タバコ栽培も養蚕も行われていた。この建物は、どちらの用途だろうか。また、このあたりでは葉タバコの乾燥小屋はなんと呼んでいたのだろうか。「ベーハ小屋」と言っていたのだろうか。

こちらに、当時の様子の証言がある。

●土壁の小屋1
 
土壁の小屋。蔵くらいの大きさがある。庇の持送りは曲がった自然木だろうか。

●土壁の小屋2
 
木材やコンクリートブロックがきれいに保管されている。

●川上の集落
 
 
 
 
いくつかの「群」が道路に沿って散在しているが、東の端にある民家などは、もう人が住まなくなってけっこうな年数が経っているように見えた。












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