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兵庫県西部の瀬戸内側、江戸時代に参勤交代の中継地として栄えた街。港沿いの細い路地と古い街並みが残る。保存家屋の一つ、室津民俗館にあったバツ型。開き戸タイプ。骨格は古いかもしれないが、表面の板は新しい。蝶番も新しい。

 
 
 
室津の漁港と街並み。クルマで入り込むのはためらわれるくらいに細い。こういうとき、バイクだと気がラク。音が反響してしまうけれど。





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「菱形・バツ型」は北日本・北海道に多いような印象がある。これは高松市の、徳島県もほぼ近い山間部の国道沿いに立っていたものだ。積雪地域ではないのだろうか、菱形の板に隙間がある。写真が歪んでいるのではない、建物が歪んでいる。

 
公民館的な建物の隣にある。

 

隙間から中を覗くと、木製の大八車がある。上の写真はゴムタイヤだが下の写真は木製車輪のようだ。上の写真にホースが見えるので、消防ポンプだろうか。

 
側面には看板が4枚。左から2枚目に「日新焼酎」とある。たぶん4枚目も同じ。・1枚目と3枚目は「栄富久」、3枚目下部からして「エイフク」だろうか。



 
下向き矢印の扉4枚。左右端に蝶番が見えるので観音開きかな。

 
手前に置いてある扉は、どこにあったものかな。


 
島原半島の橘湾に面した漁港にある倉庫。なんと、/\型の木製扉を二つ備えている。しかも、両者でサイズが異なる。

 
これが左。巨大な一枚の吊り戸。吊り方はモノレールでいうサフェージュ式。下が開いたΠ型のレールの内側を車輪が通る。

 
これが右。同じく巨大な一枚の吊り戸。左より天地が大きい。戸の下部が横板になっている。吊り方は同じようだ。

 
左の戸の吊り具部分。戸の本体側の表面の板(/\を構成している板)を吊り具部分だけ欠き取っている。

 
小屋を斜めから。一軒の建物だが、腰板下部を見ると、左はコンクリート、右はコンクリートブロック。最初は左側があって、そこに右側を継ぎ足して屋根を一体でかけたのかもしれない。
 
平戸島の小屋のすてきな扉のつづき。

多くの小屋が並ぶ場合、こうした菱形・バツ型があるところには、いくつかある。それが更新され、一つだけ残っていることもあるが、しかし、ここは、ほかの扉も同じくらいの古さの木製のものが多い。なぜかこれだけが、最初から(菱形のバリエーションである)/\型になっているようだ。孤高の存在。

菱形・バツ型になるのは、開き戸が吊り戸が多いようだ。そう思って平戸島の小屋のすてきな扉(下写真)を見てみると、記事のメインの扉は吊り戸だが、それ以外は開き戸か引き違い戸で、後者は下にレールがあるようだ。

 





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