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TENERE700、フレーム下面にスタンドかけちゃだめという話をきくので、リヤスタンドを買った。スイングアームにかますやつで、ロードバイクで使うやつだ。オフロードバイクは普通、ワンタッチスタンドか、台形の単なる「台」を使う。

購入したのはこれ。


スイングアームの両外側間が約325mmのもの。ほぼギリギリの大きさだ。この手のスタンドは同じようなものがいろいろなメーカー名で出ており、評価を見るとひどいものも多くて不安。かといってブランド品はかなり高いし、肝心のサイズ表記がなかったりする。そこで、リスク承知でこっちを購入。5000円もしないし。

さて、実際に使ってみた。いままでミニバイクレースでしか使ったことがなかったので、バイク本体を支えずに一人でできるのかちょっと不安だったが、実際にかましてみると、後ろからバイクを引っ張るだけで軽く上がる。チェーンオイルを塗布するだけでもこれがあったほうがいい。

いままでスーパーテネレではどうしていたかというと、リンクに油圧ジャッキをかませて上げていた。スイングアームの左右にそれぞれ油圧ジャッキをかましたこともあるが(同じものを二つ持っている)、めんどくさい。いや、たいした手間ではないのだけれど、心理的にめんどくさい。



フロントはアンダーガード下部に一つかますか、左右のフロントフォーク下端にそれぞれかましていた。



でも、TENERE700ではどうしようかなあ。

後輪のチューブレスタイヤの交換がめんどくさいからタイヤ屋さんに頼もうかなという気持ちにもなっているが、一度くらい自分でバラしてみないと構造が把握できない。さて。あと2000kmくらい走ったらタイヤ交換かな。いま1万1000kmほど。


250ccオフ車用には、RSタイチのリフトスタンドを使っている。90年代後半に購入、1万5800円とかそれくらいだったと思う。上の写真ではリフトしておらず、ただかませてあるだけ。



↑これです。
従来のスタンドが耐荷重100kgとか150kgだったものが、こちらは200kgまで。スーパーテネレは装備で230kgくらいになるけれど、それに使おうと思って買った。しかし、さすがにスーパーテネレを乗せるとレバーを踏み下ろす力もかなりいるし、逆に下ろすときに「ガシャーン!」となってしまう。それがいやで上記のように油圧ジャッキを使うようになった。

初めて買ったスタンドはごくシンプルなやつで、1万2800円だった。武蔵関の、いまはなきモトスポットで購入。上のタイチのを買ったので友人にあげた。使ってくれているかな…。
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TENERE700インプレ/XTZ750スーパーテネレとの差から
という一文を書いたが、改めて倉庫の奥から引っ張り出し、外していた外装をつけた。


左がXTZ750スーパーテネレ。2012年夏にミッションが逝き(スーパーテネレを廃車してきた)、廃車してから外装をすべてつけたのは初めてだ。テネレ700に慣れてから久しぶりに見ると、ずいぶんとずんぐりとしている。「小さい」と感じる。それは、タンク上面が低いのと、メーター回りが寝ている上に「向こうまでない」からだ。

この個体は1997年春に購入、2001年ころに外装一式をオリジナルで塗ってもらったもの。タンクは部品取り車から、プラパーツは新品。プラパーツだけで14万円くらいした。塗装は、ヤマハのこのカラーリングのヘルメットをデザインした札幌のペインターを紹介してもらって依頼した。デザインはぼくが行い、それをペインターがアレンジしてくれた。たしか13万円くらいだった。

青は当時のヤマハの青。テネレ700も同じ色に見える。下の茶色はミヤビマルーンだ。元々は、当時のXJR1300と同じく黒を指定したのだけれど、この色にアレンジしてくれた。おかげでずいぶんと明るい印象になった。

このオリジナル外装と同時に、スイングアームのメッキ化やフロントフォークボトムケースの交換(きれいな新品にしただけ)、エキセルリム装着などをした。

 
右後ろから見るのがカッコイイのは変わらない。しかし、XTZ750は80年代のバイク。デザインの古さというか、パーツの形状の単純さというか。

テネレ700を動かすときは「軽い」、乗ったときには「重心がまとまっている」と思うものの、XTZ750を動かすと、テネレ700よりも重心が低く、しかも車体がコンパクトに感じる。しかし重い。

 
XTZ750のほうは、保管の都合でハンドガードとミラーを外している。また、スクリーンは、きれいなものが見つからず、古い汚いものを取りあえずつけた。このカラーリングでゼッケン15をつけて走ったことはない。

 
フロントフォークの上端が、テネレ700のほうが5cmくらい高い完時がする。ハンドルも高い。とにかく、テネレ700はでかい。そう感じる。シートも長い。キャリアをつけているが、現代のキャリアは「2ケツ+箱」を前提に造られているので後ろに長い。ホイールベースは90mm長い。

 
このオリジナル外装は完成したらすぐにつけて乗っていたが、2002年のGWにロシアンラリーに行ったときには古い外装にしていった。傷つけたくなかったからね。



この古い外装は、こんな使い方をしていたので傷だらけだったのだ。その外装を引っ張り出して見た。



右のパネルが大きく破損している。これは女神湖スカイエンデューロに出たときに転倒したため。パネルは左右どっちがどうかわからないが、3万5600円と3万7400円。

 
サイドカバーもゴリゴリ。これは左が7750円、右が7800円。

 
顔面まで割れている。これは意外に高くて2万4400円。

今後、この手のバイクをここまで投げたり転んだりすることはないだろう。これらの傷は、自分が20代だったころのもの、そういう環境があったころ、つまりバイク仲間たちもそういう遊び方をしていたころのもの、と考えると、もうずいぶんと来てしまった気がする。


今回、青い外装をつけたのは、テネレ700と記念写真を撮りたかったからだ。終わったら外装をすべてはずす。この個体は部品取りとして人に譲ろうと思う。オリジナル外装は手元においておく。

* * *


おまけ。テネレ700のリヤアクスルは27mm。やむなく12.7mm角のでかいハンドルとソケットを持ち歩いているが、KTCの27-24のメガネレンチがシート下に収まることを発見した。でも、でかすぎるし、重すぎるよ…。



夏休みロングツーリング後、オドメーターで6000km近くになった。マニュアルでは1万kmで…となっているけれど、古い人間なので「3000kmで交換しなくては…」と思ってしまうのと、炎天下、9日間で4300km走ったので相当にオイルに負担をかけたと思われ、8月半ばに交換。


テネレ700のオイルフィルターは、MT-06と同じもの。エンジンが同じだから同じだろう…とは思ったけれど、そうでもない場合もあったような気もする。これは1000km点検時にYSPで交換した純正。5GH-13440-61。

これだけ普及しているエンジンなので、Amazonにも社外パーツが多い。ノーブランドよりは有名パーツメーカーのほうがいいが、あいにくAmazonには即納のものがないのでNAP`Sに買いにいった。ところがベスラもキジマも品切れ中。


そこで、唯一在庫していたXStageというものを購入。オイルフィルターレンチはあらかじめTONEの64mmを購入しておいた。これはソケットとしては3/8インチだが、22mm(24mmだったかな)のメガネでも回せる。

オイルは1000km走行時よりも(1000km点検前に自分でも交換してしまった)少し金属が混ざり、キラキラしていた。次回は1万km時点か。いま、7200km超。

自分のメモ用です。


中国・九州・四国ツーリング2020夏



8/2(日)東京→倉吉 805.9km
8/3(月)倉吉→岩国 391.5km
8/4(火)岩国→唐津 379.5km
8/5(水)唐津→佐賀 402.1km
8/6(木)佐賀→天草→出水 266.1km
8/7(金)出水→山川→根占→延岡 501.4km
8/8(土)延岡→臼杵→八幡浜→宿毛 295.4km
8/9(日)宿毛→足摺岬→高知 306.0km
8/10(月)高知→大豊→徳島→神戸→東京 957.8km

合計 4305.7km

山形往復でオドで1200kmを越えたので、早速オイル交換。指定のYAMALUBEのスタンダード。オイルは2.3L。スーパーテネレ(XTZ750)の3.8リットルに比べ、少ない! ちなみにあっちはドライサンプ。


8mmのソケットでアンダーガードをはずすと、いかにもオイルパンといったところの前端に17mmのボルトがある。これがドレン。かなり強く締まってた。規定トルクは4.3kgf・m。フィラキャップも開ける。こちらは指の力で開いた。


バットを下に敷いた上で、スーパーの袋の持ち手をフィルタとシフトにかけ、養生テープでエンジン下部に貼り付けてドレンを抜く。ジョボジョボ。まあ、きれいだよね。


マシンを立てたりゆすったりして、抜けるところまで抜けたらドレンを閉める。トルクレンチ必須。オイルジョッキに2.3リットル入れ、静かに注ぐ。


オイルチェックゲージは左下部にある。マシンを起こして目視しようとすると向こう側に倒してしまう可能性があるので、またがってマシンを起こした上で、スマホで撮影。角度がおかしいのはそのせいです。


アンダーガードを組み付けて終わり。これ、ガタガタになると位置がずれたりするんだよな。もっとも、もうこれでアタックしたりレースに出たりすることもないので、そんなふうになることもないだろう。1カ所ずつゆるく締めて、位置をさぐりながら3カ所目、4カ所目をねじ込む。4カ所とも仮留めしたあと、しっかり締める。以上、ゆっくりやっても1時間かからない。



さて、ほかのいろいろな部分。


フットペグのゴムがかっこ悪いので外したら、もっとかっこ悪かったので、またつけました。

フットペグを交換したいけれど、こんなところにトルクス…。たぶんT50。トルクス嫌い…。


リヤホイールアクスルのナットを緩める工具は車載工具にはない。取扱説明書にもサービスマニュアルにもサイズの記載はない。必要なのは27mm。レンチ、高いしでかいよ。スーパーテネレ(XTZ750)は何度もリヤタイヤのパンク修理したけれど、新車を道に横倒しにしたくはないね…。なおXTZ750のリヤは、19mmと22mm。


(参考写真)


フロントホイールのアクスルは19mmのヘキサ。これも車載工具にない。買わなくては。自宅では差し込み角12.7sq.を使っているけれども、ツーリングに持っていくのは6.3sq.だから、これ用に重い別のを持っていかなくてはならない。困るな…。便利工具ないかな、調べよう。KTCは、12.7sq.の19mmのヘックスビットソケットはラインナップにない。コーケンはあったのでポチリ。


ステッカー類を剥がす。タンクのこれ、べっとりと接着剤が残る。剥がしやすいステッカーにして…。

対して、透明スクリーンの注意書きは、まあまあきれいに剥がれた。

来週、1000km点検のお願いに行こうかな。初回は無料だそうなので。そんなの初めてです。









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