稚内駅近くの市街地には、南北に平行していくつか道路が走っている。東の際は港。西の際は山裾。その西の際を走っていたら、壁があった。あの、横に二つつながったマルは…!?
日石カルテックスのマークの跡だ。いままで、壁に直接描かれたマークしか見たことはないのだが、ここにはエンブレムのようにはめこまれていたのだろうか。そのエンブレムはどこにいったのだろうか。 日石CALTEXの防火壁の下部は緑色の帯が入っているが、それも、この壁においてはタイル貼りである。さらに、コンクリート製の壁の頂部(煉瓦隧道にならって「笠」と呼ぼうか)には、石とおぼしきもので飾り立てられ、それが経年のせいか故意にか、毀たれている。 盛業時は、さぞかししゃれた給油所だったに違いない。 ●関連項目 最北の丸善石油 PR |
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