
岐阜県の中津川駅から徒歩15分くらいで行ける、北恵那鉄道廃線跡でもっとも有名だろうところ。奥に見えるのは
玉蔵橋。

とても美しい200フィートのダブルワーレントラス。箱根登山鉄道の早川橋梁や
東海道本線揖斐川橋梁と同類なのだが、上弦と下弦の間に水平に1本、補強が入っている。


電線を吊っていた碍子が残る。

築堤に上がると、柵がしてあり、そこには「北恵那鉄道」の文字があった。廃止が1978年、wikipediaによれば社名変更は翌年とあるから、以来30年以上、この看板はここにある。

ここでひとまず横桁について。
横桁は直線形。横桁の端部のカバープレートは、][という形をすべて覆ってはおらず、太い「I」型になっている。
そして、縦桁が横桁同士を結んでいる。この構造は
揖斐川橋梁と同じだ。150フィート桁だが、
山形鉄道最上川橋梁とも同じ。これはパテントシャフト&アクスルトゥリーのひとつの型、と考えていいのかもしれない。

鈑桁のアップ。枕木が載っていた部分が変色している。その部分、リベットはそのままなので、枕木側で削るなどして避けていたのだろうか。

振り返る。築堤は道路で寸断されている。

少し下流から、全体を。対岸(左岸)、採石場だろうか。

築堤を養生しつつ、その周辺のスペースを利用しているようだ。どこかで、築堤ごとこの企業のものだと読んだ気がするが、ソースを思い出せない。また、話をすれば築堤部分などの撮影もさせてくれると聞いたような気もするが、やはりソースを思い出せない。

ダブルワーレンを真横から。
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錆びに覆われているから「美しい姿」とは言えないかもしれないけれど、この木曽川橋梁は、その形が美しい。200フィートは単線形のピントラスがもっとも美しいと信じているが、高さがなく、棒のように見えるダブルワーレンにはそれに次ぐ魅力がある。
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