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やっと、「ちゃんとした」鉄道車両デザインの本が出た。サブタイトルは「デザイナーは何を考え、何をするのか」。

日本の鉄道趣味においては…いや、世間一般的には、「デザイン」という言葉は意匠、つまり目で見える部分だと思う人がほとんどだ。ではコンセプトを作り、全体を統括する人はなんと呼ぶのか。それも「デザイナー」である。イメージとしては「企画・編集」の機能を含む。名のあるデザイナーは、その役割がメインなのだが、世間一般はロゴなどの見た目の話しになってしまう。

デザイナーたちは、意匠だけを考えているのではないと言うことを常々、言っている。本書は鉄道車両という特殊な市場と考え方が必要な工業製品の「デザイン」について、ファンに理解を求める本である。



具体的に筆者が何を言ったかとか、本書ならではの内容はここには書かないが、鉄道車両は単に更新計画で機械的に製造されているものではないということがよくわかる本である。鉄道車両のファンに限らず、鉄道が好きな人は、ぜひ読んで欲しい。


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