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高知駅の近く、江ノ口川にかかるローゼ橋。しかし、ここは駐車場の入口でしかない。歩行者がOKだが、クルマは対岸に渡れないというか渡ると地下駐車場にいってしまう。

 
アーチ断面は円。吊り材は角。


特段、わざわざ対岸から入らなければならないようなふうには見えない。安全に配慮したためでもない感じ。普通に右岸(南)の道路から入れそう。しかし、こうなっているからには理由があるはずだ。

【2021.3.21追記】
同日公開された「全国Q地図」によれば、名称が「よさこい橋」、国道32号とのこと。




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麦山橋。奥多摩5橋の一つ。

 
中路のブレーストリブアーチ。アーチリブが「三日月アーチ」と呼ばれる、端部に向かって細るタイプ。大規模な内大臣橋が有名だが、こちらは支間66m。文末の資料によれば、三日月アーチは国内で9例、中路はうち3例しかない。

 
圧迫感がないのは、アーチらしいところ。これが支間60mのトラス橋ならば、かなりの檻感があることだろう。

 
1957年4月
東京都水道局建造
建示(1955)二等橋
製作大島工業株式会社
材質ーSS41


橋そのものについては『東京奥多摩町・青梅街道の昭和前期における橋梁の進展に関する研究』(紅林章央・前田研 一・伊東孝/PDF)に詳しい。



 
小河内ダム建設に伴う「奥多摩5橋」の一つ、鴨沢橋。ソリッドリブアーチの中路橋だ。溶接で組み立てられたアーチリブが非常に印象的。ゴツくもなく軽くもなく、塗装を終えた直後のピカピカなグレーの塗装とあいまって、「無表情」とでも形容しようか。

 
アーチリブの補剛材の下部には、水抜き穴がある。

 
左右のアーチを結ぶ横構に施された肉抜きも、リブが立っているために、のっぺりとして見える。

 
銘板と塗装標記。

1957年4月
東京都水道局建造
建示(1955)二等橋
製作 高田機工株式会社
材質 SS41

 
正面ぎみに。橋は歩道橋部分を含めて幅が広いので、道路上部を狭く覆う印象となる。


 
西側の左の親柱には「昭和32年4月竣功」、右は「かもざわはし」。


橋そのものについては『東京奥多摩町・青梅街道の昭和前期における橋梁の進展に関する研究』(紅林章央・前田研 一・伊東孝/PDF)に詳しい。




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