小河内ダム建設に伴う「奥多摩5橋」の一つ、鴨沢橋。ソリッドリブアーチの中路橋だ。溶接で組み立てられたアーチリブが非常に印象的。ゴツくもなく軽くもなく、塗装を終えた直後のピカピカなグレーの塗装とあいまって、「無表情」とでも形容しようか。 アーチリブの補剛材の下部には、水抜き穴がある。 左右のアーチを結ぶ横構に施された肉抜きも、リブが立っているために、のっぺりとして見える。 銘板と塗装標記。 1957年4月 東京都水道局建造 建示(1955)二等橋 製作 高田機工株式会社 材質 SS41 正面ぎみに。橋は歩道橋部分を含めて幅が広いので、道路上部を狭く覆う印象となる。 西側の左の親柱には「昭和32年4月竣功」、右は「かもざわはし」。 橋そのものについては『東京奥多摩町・青梅街道の昭和前期における橋梁の進展に関する研究』(紅林章央・前田研 一・伊東孝/PDF)に詳しい。 PR |
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