忍者ブログ
[1948] [1945] [1932] [1947] [1946] [1944] [1929] [1942] [1940] [1930] [1939]
 
一度しか通っていなくても、強く印象に残る道がある。2回目に通るとき、「あ、ここ!」と思う。北海道の国道38号、狩勝峠から延々2車線で下ってきた道路の空が広くなると、芽室の手前で4車線となり、壮大なスケールの下り坂が現れる。ここに来ると「十勝平野に入った」と感じる。
 
 
(カシミール3D+スーパー地形+地理院地図)

地形を見ると、扇状地に切り残されたローム台地の上を狩勝峠方面から走ってきた国道38号が、堀割で高度を下げて十勝平野に下っているのがわかる。「スーパー地形」で標高を読み取ると、台地上は標高112m、平野部は72m。実に40mも下っている。

対して鉄道は、御影から、芽室川に沿って徐々に高度を下げている。道路はまったくこのルートをとった形跡がなく、最初から、定規で引いたようにいまのルートを通っているように見える。これはまったくのあてずっぽうだが、帯広へのルートとしての狩勝峠は鉄道とともに開拓されたもので、元々は十勝川の舟運だった(初期の20万分の1地勢図の地図名は「帯広」でなく、河口の「大津」である)。狩勝峠からの道路は後から敷かれたため、当初からこのように直線的で大規模なものとなったのではないか。

 
(20万分の1地勢図「夕張嶽」昭和2年製版)

昭和初期でも、狩勝峠を越える道路はない。





PR


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
06 2019/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析