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2016年に行ったときには大改造工事中だった西郷(さいごう)ダム。2022年夏の再訪では、美しい姿を見せていた。

 
これは改修中の写真。詳細は『取り外されたラジアルゲート』参照。


 
これが改修の主目的、切り下げと、大型のローラーゲート設置。現地の説明板には、このゲートは130tあり、7分割して運ばれてきたと書かれている。

西郷ダムは古いダムで、1920年着手・1929年供用開始。説明板でも、運用開始から90年も経つ古いダムを改造する意義について書かれている。

 
デザインのポイント、「永遠の鐘」。実際の鐘ではなく、クレーンのカバーを鐘の形状にしている。これは、宮崎県北部にある、三つの鐘をイメージしている。「恋人の…」みたいなもののイメージをつけなくてもいいのでは…とも思うが、いいアクセントになっている。

 
 
ここからクレーンのフックがぶらぶらしていたら、まさに鐘と紐みたいなんだが…。

 
本物の鐘もある。ここでガランガラン鳴らして欲しい。周囲に誰もいなかったけれど、どうしてもぼくはこういうものを鳴らせない、その変な気恥ずかしさはなんなのか…。

この広場に、堤体切り下げで発生したコンクリートを使ったイスやテーブルがあり、それについてはダム便覧で夜雀さんが製作した石材屋さんまでレポートしている

 
8門あったゲートのうち、3・4・5・6号を撤去し、大型の2門に置き換えた。銘板を見ると、旧7・8号を5・6号に改番したことがわかる。

 
 
この日は朝から九州南部でひどい豪雨となっていて、都城以西の宮崎道や九州道は通行止めになっていた。東北側は比較的マシだったのと、その日のうちに急遽東京に戻る必要ができたため、バイクで淡々と北上し、それでも西郷と山須原だけは訪問しようとした。幸いに日向あたりから雨はなくなり、西郷ダムについたときにはほぼ止んでいた。とはいえ臼杵発のフェリーまで時間がないこともあり、そそくさと退散したので、また行かないと…。

【お知らせ】
2022/7/22(金)、『with Dam★Niwith Dam★Night 2022, Dam Odyssey:Gate 「ダム探求の旅 ゲート編」 ht 2022』に、僭越ながら出演します。WEB観覧です。ぜひ!
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