忍者ブログ
[777] [776] [775] [774] [773] [772] [771] [770] [769] [768] [767]
『東京の微地形模型』展で公開された微地形模型が、さらに豊かなコンテンツになった。東京・神保町の南洋堂書店で、6月16日まで『続編 東京の微地形模型』展が開催されている。

今回は、微地形模型に、プロジェクターでさまざまな映像を投射する、いわば「立体映像」。とにかく美しく、そして「微地形」が際立つ。すべての写真をアップするのもなんなので、以下、順不同で4点だけ。

20120611_041.jpg縄文時代のイメージ。いわゆる「縄文海進」により、いまの東京駅付近などの「台地以外の場所」が海面下だったころのイメージだ。色は、地形がわかりやすいように考えられている。

20120611_033.jpg武蔵野台地を表現。

20120611_009.jpg首都高。意外に地形に制約を受けていない気がする。直角に何度も曲がっていたりするのは、むしろ都市に制約を受けているといえる。

20120611_035.jpgもっとも美しくわかりやすいもののひとつがこれ、河川と河川跡をそれぞれ城、黄色で浮かび上がらせたもの。谷筋だけが発光しているかのように見える。写真の状態から、さらに「LOST RIVER」が追記される。

写真だけでも十分美しいのだけれど、これだけは、実際に目で見てほしい。紙媒体で仕事している私からすると、こういう映像をどうやったら紙媒体(このブログも根本は紙媒体と同じ)で再現できるのか、そこばかり考えてしまうのだが、ここはじっくり鑑賞してほしい。1ターン15分、しかし、きっと3ターンも4ターンも見ていたくなることだろう。

宣伝用のyoutubeを共有しておく。



この『続編 東京の微地形模型展』は6月16日までの予定ではあるが、店主の荒田氏の意向では、今後も定期的に公開していきたいとのこと。もし16日までに見るチャンスがなくても、大丈夫だ。カシミール3D好きの人、あるいは地形が好きな人は、絶対に見ておくべきだ。

いろいろインスピレーションをいただいた。大変刺激を受けた映像であった。

<関連>
[『東京の微地形模型』展]
[スリバチカフェ@南洋堂/『凹凸を楽しむ東京「スリバチ」地形散歩』]

 
PR


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 26 27 29 30
31
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア