九十九里浜に、閉店してしまった給油所があった。防火壁やサービスルームが白く塗られているのはブランドに関わらず同じだが、それでもツートンカラーになっているのは、真っ白だと違和感が大きいからだろうか。斜め向かいの商店が経営していたようで、その商店の意匠もすてきだった。 防火壁には、うっすらとツバメが浮き出てきた。よく見ると、Maruzenという文字も。現地では目をこらさないとわからない、ペンキに塗り込められたそれは、写真の彩度をアップすれば、きれいに浮かび上がってくる。 防火壁には「コスモ石油」の文字が例によって浮き上がっているので、「じゃあ丸善の痕跡がないだろうか」と探すきっかけにもなるのだが、ところどころ白ペンキが剥げてコスモ時代の緑や青が見えている防火壁の根本を見ると、そこには丸善の紅色が見えていた。 PR |
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