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4-408-00821-4.jpg3月に刊行した『東京近郊ゆる登山』(西野淑子著)、おかげさまで売れている。

本の詳細はコチラ

先日、発売2ヶ月半で重版がかかった。正直な気持ちとして、もっと早く重版がかかるものだと思っていたが、それは贅沢というものか。今年中にあと2回は重版かかってほしい。もっと贅沢か…

この本は、ここ数年来の「従来の中高年登山とは明らかに異なる層による登山ブーム」の中で、その入り口手前や入り口でうろうろしている人(特に、周囲に登山する人がいない女性)に向けて、しっかりと、かつ浮つかずに、でもそういう層のセンスで…と著者の西野さんと作り上げた。重版がかかったのは、それら全体が評価されてのものだと思っている。


6月5日、刊行から日が経ってしまったが、打ち上げ的に「出版記念オフ会」を開催。幸いなことに重版も記念できる会となった。関係者とその友人知人など、適当に当日集まったらなんと26名もいた。こんな多数で山に行くのは高校生以来か。いや、大学時代に、OBとして坑口高校山岳部についていった飯豊山縦走(徳沢~弥平四郎~三国~飯豊~門内~飯豊温泉~小国)以来だ。

棒ノ折はココ。棒ノ嶺ともいう。東京の山に馴染みがなければわからないだろう。私も馴染みがないので最近ようやく覚えた。殴り庫名栗湖のあたりだ。



IMG_5401_R.jpg出発前。ショートパンツが多い。ほぼ男女半々、もしかしたら女性のほうが多いかもしれない。

IMG_5458_R.JPGザックの大きさはさまざま。デイパックからタウンユースのリュック、私みたいな(無駄に大きい)40Lクラスまで。

大所帯はいろいろつっかえる。私自身は写真を撮りながら、前行ったり後ろ行ったり、話しながら登ったり。

IMG_5489_R.JPG天然のダム堰堤が割れちゃった、みたいな部分を沢沿いに歩く。何度も徒渉するが、水かさはなく、石も多いので足を濡らすことはない。



























IMG_5567_R.JPG山頂直下までひたすら樹林帯。こういうのが続くから、東京近郊の山は似たり寄ったりの印象を持っている。東京近郊の山ばかり行く人は、こういう樹林帯が好きなのだろうが、私は2時間くらいで勘弁。

IMG_5576_R.JPGどうやら皇太子が登るというときに、ここまで整備したらしい。階段なのか、土留めなのか。土留めにしては中途半端で、大部分の土が流出し、丸太と丸太の間は深い溝になっていた。

なお、途中何ヶ所か、流れてきた雨水を向かって右に排水するように配置された丸太もあった。

IMG_5590_R.JPG山頂。50人くらいはいただろうか。その一角で大休止。

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サプライズ土産(?)のスイカ。重いものをありがとう!



























IMG_5610_R.JPGメタ+アルコールで目玉焼きを作る人も。

IMG_5612_R.JPGオーストリア土産のチョコレートケーキ……。

IMG_5623_R.JPG下山途中、岩茸石に山ガール(笑←この用語におっさんのセンスを感じてしまう。森があるから山だろ、って)が!


IMG_5643_R.JPG途中でみんなで靴を寄せ合ってみた。

IMG_5677_R.JPGひたすら樹林帯を下る。滝の平コースは、けっこうな斜度だった。


下山後、さわらびの湯でのんびりしてから飯能へ向かい、一部の方は帰ったものの18名ほどが飲み屋へ。山の中では話せなかった方々と交流を持てて楽しかった。

またの機会がありましたらよろしくです。

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20091125-01.jpg2週間ちょっと前に、金時山にて。

再度行かねばならんかもしれん。

エスビットは約6分保つという。
コッヘルを火にかけて、待つこと5分……
20091013-13.jpg






















コッヘルの底から気泡が立ち始めた。
水の上に手をかざすと、もうぬるいお湯(30度くらいか)になっているようだ。

一つ目のタブレットが燃え尽きたので、次投入。
20091013-14.jpg




















二つ目のタブレットが燃え尽きるころには、
だいぶ湯気が出てきた。
しかし、まだまだ。
沸騰状態まで持って行かねば。

そして三つ目投入。
さらに待つこと約5分。
ようやくボッッッコン・・・・ボコッ・・・くらいの沸騰。
ちょうど三つ目が燃え尽きたので、インスタントコーヒーに注ぐ。
20091013-20.jpg


































淹れたコーヒーは、いつもの味ではなく、若干薬くさかった。
わずか300ccを18分かけて沸かしたお湯である。
味も変わるだろう・

エスビットは20個で750円だった。
ひとつ37.5円。
三つで112.5円。
それでお湯300cc。

燃料として、効率がいいとは言えない。
カセットコンロのボンベなら、1本100円以下で、300ccなら1~2分で沸くだろう。

だが、この非効率さは、使用者にゆとりを与えてくれる。
なんでもかんでも、「すぐに」「早く」では、登山での大休止の間もせかされているようではないか。

お湯が沸くまでは、休憩なのだ。
淹れたコーヒーを飲み干すまでは、休憩なのだ。

次回のかる登山には、エスビットを持って行こう。
そして、バーナーに憧れるビギナーさんに変な目で見られよう。
それとも「早くしろよ!」と怒られてしまうだろうか?

高校時代、山岳部では「ラジウス」と総称していた灯油のバーナーを使っていた。
実際はラジウス製ではなく、オプティマスとマナスルであった。
点火するにはプレヒートといって、ヘッドで固形燃料を燃やし、
気化を促進する必要があった。
そのときに使っていたのが「メタ」である。

2003年夏、仕事の絡みで灯油バーナーを撮影した。
どこからお借りしたか忘れてしまったが、オプティマス製品だったと思う。
その際、神田の石井スポーツでエスビットを買った。
メタは売っていなかったと思う。
20091013-11.jpg






















白いタブレットは6分間燃える。
中央部で半分に折ることができ、プレヒートに使うときはそうしていた。
タブレットには「ESBIT」と陰刻がある。

この商品は1000円が750円に値下げされていたもので、
簡易ゴトクとタブレット20個がセットになっていたものだ。
今回、これを使用して、何分で水300ccを沸騰させることができるのか、テストしてみた。

20091013-12.jpg
20091010.jpg






















初めて関東の山に行った。
三頭山、まあ手軽な4時間コース。
都民の森までテネレで行き、そこから三頭山→西原峠→仲の平バス停というルート。

これは西原峠の手前だったか過ぎたあとだったか。
日陰側斜面から生えている一本の木が、日向側斜面に斜めに伸び、葉を広げていた。
なかなかに感動的だった。
(西原峠の手前なら、画面右は東のはずで、そうなるとおかしい。
ということは西原峠から下り始めたところか)





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