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(国土地理院空中写真1961をカシミール3Dで切り出し)

先日、河川の講義を受けているときに、幸手付近の掘り上げ田の話を初めて知った。低地を新田開発する際、沼沢地に多数の水路を並行に切り、そこから掘り上げた土を盛った部分を田にするもので、「堀田」という姓の元だという。水路となった部分は「掘り潰れ」という。いろいろな呼び方があり、この付近は「ホッツケ」とも言ったようだ。

これが、近年の圃場整備で「普通の田」になっていると聞いたので、国土地理院の空中写真を見ると、1961年のものにはいくつも写っていた。上の地域は、いまの圏央道幸手インターすぐ南の「神扇池(かみおうぎいけ)」付近である。黒い線が掘り潰れだろう。

 
(国土地理院空中写真「最新」をカシミール3Dで切り出し)

同じ範囲の、2009年の空中写真。左上は、まだ建設中だった圏央道。現在は開通していて、幸手インターチェンジがある。しかし、2009年なので、現在とはずいぶん異なる。下記にGoogleMapsの衛星画像を貼る。

Y字の交点に、左上から流れて来るのが「浅掘」。右上から流れてくるのが「地蔵院掘」。交点から右下に流れるのが「神扇落(かみおうぎおとし)」だ。

 
下の赤が神扇池、中ほどに二つ、新たに大きな池が掘られている。

直線的な捷水路と写真中央株に大きな池。低地は低地なので、出る水をここに貯めてポンプで排水するのかな…などと推測した。神扇池については、Wikipediaに詳しい

 
GoogleMapsの中央に見える三角形の池。ここは降雨時の調節池。周囲に人の気配がない。

 
変電設備とポンプかな? 

 
 
水路がY字になっている部分。ワイド端が24mmのズームレンズなので、引けない…。川に近づくと、カエルだと思うが、次々と川に飛び込んでいった。川にはメダカのような魚もたくさん見えた。

 
このずっと向こうの右に神扇池がある。

 
かつて掘り上げ田だったところ。整然とした、広い田になっている。

 
左が神扇落(かみおうぎおとし)という名称の川。右の青いネットの向こうが神扇池。この神扇池付近の土をつかって、掘り潰れを埋め、水田を造成した。

 
 
神扇池に行って驚いた。ものすごくたくさんの人がいた。市営の釣り場だった。

(続く)




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