秋山郷を走る、と言ったら「穴藤ダムぜひ!」というコメントをいただいたので、立ち寄った。おかげで穴藤橋も発見できたし、感謝>さくのさん。
ダムの諸元はダムマニアさんのサイトをどうぞ。 写真は中津川の右岸からで、左が上流=ダム湖、右が下流だ。下流対岸に発電所が見える。これは中津川第一発電所で、この穴藤ダムとは関係ない。写真左上の山の上に高野山調整池があり、そこから水を落として水力発電をしている。水源は秋山郷最奥の集落・切明にある切明発電所の放流水と、雑魚川からの取水である。穴藤ダムの水は、ひたすら左岸の斜面の中を下り、下流の中津川第二発電所で利用される。 堤体側に回り込む。落差は10mほどか。 もちょっと近くで。 下流に目を向けると、このように中津川第一発電所がある。中央の建物に1~3号機、左の別棟に4号機がある。 真正面から。「東京電力」である。信濃川水系全体では、東北電力が新潟県内、中部電力が長野県内の水利権を持つが、この中津川水系は東京電力となる。取水口は長野県だったりするので、長野県は、東北・東京・中部の三社に水を供給していることになる。 発電所背後の水圧管路。かなりの落差だ。背後の山の上に高野山調整池があると書いたが、調整池から発電所までの落差は400m以上ある。2本の管路が見えるうち、1本は1~3号機用、もう1本が4号機用である。 1号機から3号機までに給水する管路は下部で3ルートに別れる。そして発電所の下に潜り込んでいた。 PR |
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