東日本大震災の影響で分断されている常磐線の、関東側の最北端にあたり竜田駅。18きっぷシーズンとはいえ、乗降客はまばらだ。2面3線あるホームは、駅舎から遠い3番線のみを使っている。
このように、駅本屋と直結する1番線と、2番線・3番線ホームとの間は、線路を横断する形で通路が設けられている。写真に写っている場所と、撮影時に立っていた場所の2箇所。 跨線橋は必要がないからだろう、簡単な柵がしてあった。跨線橋そのものは、桁タイプである。 * * *
駅の北側の踏切からホームを見る。ここまで列車は入ってこないため、既に線路は草で覆われている。 その反対側、北を見る。写真に見えている架線柱で、架線は終わっている。そのように改変されたのだ。 線路脇の雑草の背丈が高かったので近づいてよく見ることはできなかったが、写真の電柱が架線終端、碍子を挟んでその末尾に錘がぶらさがっている。 上り線の場内信号機は、バツ印が打たれていた。 周辺は帰還困難区域であり、小学校も移転している。とはいえ人の姿はあるし、防犯のため、巡回のクルマが走っている。 PR |
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