ブロック積み。入口は壇上共用で一つ、その前に衝立。 壁はブロック済みだが、その上の換気部分は金属製、屋根および支えは木製。換気部分は更新されたもののようだ。 この街灯は、付け根にナショナルのシールが貼ってある。太い「N」の中に稲光のような線と「ナショナル」の文字が入るものだ。アクリル製で、おそらく、右が左の透明部分を回すと外れるのだろう。 (参考)第一交通産業-wikipedia この角度でトイレの入口を再度見ると、男女の案内が、衝立とトイレで逆である。これ、BADUIじゃないか、と思いきや、中は向かって左に個室、右に男子小用であり、もともと共用トイレなのであった。 PR …ということを無意識にしていたのだが、写真を撮ったのはこの2009年の備後落合駅が最初かもしれない。誰も周りにおらず、まだ吊り下げられた「便所」の看板に惹かれたような気がする。 そして、街灯。 トイレは使ったけれど、このころは中の写真は撮らなかった。なんとなく、撮っちゃいけない気がしていた。もちろんこうしてアップすることなど考えてもいなかったのだが、後日、こういう、どちらかといえば新しくされがちな施設、でも大切にされている施設こそ記録が少ないんじゃないかと思うようになった。 小鳥原は難読地名だ。いま国土地理院のウオッちずを見たら、ルビの振り方がずれている。 写真は早朝の駅。山間部の狭い平地ということがよくわかる。ワンマン運転用のミラーが邪魔だとかは思ってはならない。 この駅が宿泊施設になったらいいのに、と思う。 鉄道旅行で、備後落合で乗り換える方は多いと思う。ぜひ駅便をご覧いただきたい。 こういう、小屋の外板の貼り方はなんというのだろう? 通風のため、横の桟の表裏に竪板を貼っている。屋根は塗炭、継ぎ目は水平方向。 内部はとても清潔。外板が通風仕様になっていることもあり、臭気はない。とてもすがすがしい。 こういう野ざらしの汲み取り式男子小用便器はえてして変色し、尿石(尿の成文が固着したもの)がこびりついているものだが、ここはそんなことはない。日頃から水で清掃されていたことの証だ。 便器は前後方向が短い。体が硬い私などは、後ろが足りないかもしれない。いや、それにしても狭いな。 この手の便所の個室はきっと標準的な寸法があるのだろうけれど、最近の体格向上に合わせて一般的には個室は拡大されている。しかし、こういう古いところはそのままだ。 かつて入った熱塩温泉の個室は洋式に改装してあり、そのため座るとドアが閉まらないくらいなのだ。あれはつらかった。 おまけ。きっと、上からなぞって描き直したのだろう。 翌朝、跨線橋を撮影しようとホームに出たら、いた。なんとかわいらしい。天地が詰まった直方体の上に四角錐の屋根。入口は木戸。 奥行きが浅い? 木戸を開けての内部や、個室内部は撮影していない。それどころか、駅舎の外見や内部も撮影していない。 なぜかというと、私がこれを撮っている間、駅前のお宅の「駅を管理しているご夫婦」が、駅舎内外のお掃除をしていたためだ。このときはトイレは掃除していなかったと思うが、当然、ふだんは掃除しているだろう。掃除している人を目の前にして、トイレの「中」の写真など撮れるわけがない。 なお、ご夫婦はとても親切で、いろいろとお話を聞かせていただいた。それだけでなく、漬け物やミネラルウォーターをもたせてくれたりした。だから、この朝に関しては、写真などどうでもいい。跨線橋は、ご夫婦が掃除に来る前に撮っていた。 <関連記事> 国縫駅の跨線橋 |
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