2012年3月末で廃止になった長野電鉄屋代線の雨宮駅。ホームの端部は延長のためか、スロープを方形に整形している。架線柱の間隔と架線を吊る碍子が、かつては2面2線の相対式ホームだったことを偲ばせる。
こんな無人駅にもトイレがある。駅前広場(?)は地元の方がクルマを置く場所になっている。 こういう、小屋の外板の貼り方はなんというのだろう? 通風のため、横の桟の表裏に竪板を貼っている。屋根は塗炭、継ぎ目は水平方向。 こんな具合に、男子小用1、個室1。その間の仕切り壁の上部を切り欠き、笠つきの白熱灯。 内部はとても清潔。外板が通風仕様になっていることもあり、臭気はない。とてもすがすがしい。 男子小用。目の高さの窓は、ガラスがあったかなかったか記憶にない。冒頭の写真を拡大すると、アクリル板のような乳白色の板が貼ってあるようだ。 こういう野ざらしの汲み取り式男子小用便器はえてして変色し、尿石(尿の成文が固着したもの)がこびりついているものだが、ここはそんなことはない。日頃から水で清掃されていたことの証だ。 個室。こちらも清潔。 便器は前後方向が短い。体が硬い私などは、後ろが足りないかもしれない。いや、それにしても狭いな。 この手の便所の個室はきっと標準的な寸法があるのだろうけれど、最近の体格向上に合わせて一般的には個室は拡大されている。しかし、こういう古いところはそのままだ。 かつて入った熱塩温泉の個室は洋式に改装してあり、そのため座るとドアが閉まらないくらいなのだ。あれはつらかった。 おまけ。きっと、上からなぞって描き直したのだろう。 PR |
カレンダー
最新記事
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
(10/22)
(10/21)
(10/20)
(10/19)
(10/06)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|