忍者ブログ
[394] [393] [392] [391] [390] [389] [388] [387] [386] [385] [384]
『大正・昭和前期における鋼鉄道橋の発達とその現況』(小西純一・西野保行・中川浩一)に、こんな項目がある。
曲線トラス
1932年には土讃線伊予川橋梁用に線路の曲線半径300mに合わせてトラスを格点で折ったトラスが設計・架設されたが、現存しない。
現存しないのか、でも航空写真で見てやれ、と思い、いつまであったのだろうかとwikipediaを見ると、なんと1950年11月4日にはその区間が新線になってしまっていた。これでは鮮明な1970年前半撮影の1万分の1航空写真には写っていない。


20100926.jpg1947年撮影の国土変遷アーカイブを見てみた。橋梁部分を抜き出す。

小さくてよくわからないけれど、この部分が曲線になっているようだ。













『日本鉄道請負業史』には、この部分の写真が掲載されていた。
20100926-1.gif鮮明ではないが、かろうじてトラスの姿が見える。「曲線『トラスト桁』」は、むろん「トラス桁」の誤りだろう。














とはいえ、どれも決め手に欠ける。「これは!」という写真がない。これぐらいはっきりと写ったものはないだろうか。

大きな地図で見る
(JR福知山線 尼崎-塚口間)
PR


gbNobN
トラックバック:


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
14 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア