ハイキングというか、そういう感じの人たちがたくさんくつろいでいる聖湖のすぐ近くに、三菱石油がある。勾配の途中にあるので、真正面から撮ろうとすると、迷う。偶然、ネットでこの給油所を見つけて行ってみたのだけれど、そこに掲載されていた状態からずいぶんと劣化してしまったようだ。数年前まではきれいだったようだ。
サービスルームの真正面にはガソリンの計量器。右のメーターの上には「ダイヤモンド」。メーターの下には、ほとんど読めないけれど「有鉛」。左のメータの下には「無鉛」。この計量器は昭和47年10月タツノ製、型式はSW-722、使用期限は昭和52年10月。 ということは、閉鎖されてから25年以上たっているというのか。 サービスルームの庇に書かれた「三菱石油聖高原給油所」、こういう直線的な字体は大好きだ。1990年代後半からずっと人気が高い、なんというのだろう、カタカナにマッチするフォントに通じるものがある。右の破れた窓に描かれた文字は「マスヤ石油」と読める。計量器の左に転がっているのは、タイヤ保管庫だろうか。 北側の防火壁。南に面している。 南側の防火壁。北に面しているからか、こちらは色が残っている。オレンジの上に小豆色、そのさらに上にスリーダイヤを貼り付けたように見える。 Veedol MOTOR OIL。Hi DIAMOND HI-DELUXE。これは正面奥、東を向いている。 NO SMOKING。 サービスルームに向かって右にあるこの計量器は、ガソリン? 銘板から文字は消えているが、刻印が「SPM-605」「43年10月」とある。 そして。 三菱灯油。子どもの頃、空き地によく一斗缶が転がっていた。そこにはたいてい、この太陽のマークが描かれていた。この計量器のものは手書き。ここで働いていた人の動きが見えるようだ。 太陽マークに出会えないかちょっと気にかけていたのだけれど、やっと出会えた。…どこかに一斗缶が転がっていないだろうか? PR |
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