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長崎市内をクルマで走っていたら、突然、オレンジ色が現れた。三菱石油だ。だが、給油所は当然ENEOS。なぜ、日石三菱の時代、新日石の時代を超えてENEOSになってなお三菱が生きのこっているのか? 

これは早朝に散歩していたらまだ開店前だったのでこんな状態だが、ここは現役の給油所である。

Googleのストリートビューで見ると、これは見つけられない。というのも、DIAMONDSERVICEの部分には、ここを経営している会社のメンテナンスサービスのメニューがアイコンで描かれているからだ。現役の給油所なのだから、なんらかの事情でそれを取り外しているだけなのだろう。

いずれまたこのオレンジは隠されてしまうはずだ。その前に行ける人はぜひ。



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野尻水路橋共同石油の壁からさらに国道168号を南下すると、こんどは三菱石油が目に飛び込んできた。施設は使われてはいないが、周辺は小綺麗でまとまった集落がある。もう少しで十津川村役場がある中心街なのだ。この周辺は、衛星画像で見ると、十津川(河川名)が蛇行するのを国道が渡り、あるいはトンネルでショートカットし、その道に沿って飛び飛びに集落があるのがわかる。


左の防火壁にはスリーダイヤが残るのだが、その前にはヨコハマタイヤが立ちはだかる。

その向こうにはブリヂストン。

比較的きれいに残る計量器。アイランドのセンターに電灯、左右対称が美しい。

サービスルーム。

右手の防火壁にはVeedolオイル、三菱ハイデラックスオイルのロゴ。「Hi」の「i」の点の中にスリーダイヤがあるのは初めて気づいた。

その前には三菱灯油の計量器。白く塗りつぶしてあるところ、かつては太陽がぎらつくあのマークがあったのだろうか。



全体的に錆びに覆われ、ちょっと悲しい感じになっていた給油所。それでも、街中にあるから、まだ荒らされず、この状態で済んでいるのかもしれない。


20120709_000.JPGハイキングというか、そういう感じの人たちがたくさんくつろいでいる聖湖のすぐ近くに、三菱石油がある。勾配の途中にあるので、真正面から撮ろうとすると、迷う。偶然、ネットでこの給油所を見つけて行ってみたのだけれど、そこに掲載されていた状態からずいぶんと劣化してしまったようだ。数年前まではきれいだったようだ。

20120709_005.JPGサービスルームの真正面にはガソリンの計量器。右のメーターの上には「ダイヤモンド」。メーターの下には、ほとんど読めないけれど「有鉛」。左のメータの下には「無鉛」。この計量器は昭和47年10月タツノ製、型式はSW-722、使用期限は昭和52年10月。

ということは、閉鎖されてから25年以上たっているというのか。

サービスルームの庇に書かれた「三菱石油聖高原給油所」、こういう直線的な字体は大好きだ。1990年代後半からずっと人気が高い、なんというのだろう、カタカナにマッチするフォントに通じるものがある。右の破れた窓に描かれた文字は「マスヤ石油」と読める。計量器の左に転がっているのは、タイヤ保管庫だろうか。

20120709_001.JPG北側の防火壁。南に面している。

20120709_004.JPG南側の防火壁。北に面しているからか、こちらは色が残っている。オレンジの上に小豆色、そのさらに上にスリーダイヤを貼り付けたように見える。

20120709_003.JPGVeedol MOTOR OIL。Hi DIAMOND HI-DELUXE。これは正面奥、東を向いている。

20120709_009.JPGNO SMOKING。

20120709_008.JPGサービスルームに向かって右にあるこの計量器は、ガソリン? 銘板から文字は消えているが、刻印が「SPM-605」「43年10月」とある。

そして。
20120709_002.JPG三菱灯油。子どもの頃、空き地によく一斗缶が転がっていた。そこにはたいてい、この太陽のマークが描かれていた。この計量器のものは手書き。ここで働いていた人の動きが見えるようだ。

太陽マークに出会えないかちょっと気にかけていたのだけれど、やっと出会えた。…どこかに一斗缶が転がっていないだろうか?

 
20120526.jpgなぜこんな場所にあるのだろう。新潟の平島あたりの大きな通りから、ほとんど見えない路地にひっそりとあった。見つけたのはまったくの偶然だ。

サービスルームの上部に品よく、ほどよい大きさのENEOSのロゴ。サインポールも2階建ての屋根くらいの高さしかなく、威圧感がない。正面窓は大きな一枚ガラス、側面は引き違い戸。

計量機はひとつ、ガソリンとハイオクのみに見えるが、見えない位置に灯油のそれがある。こんな規模でも、敷地内は整頓され、お約束として消化器が活躍する場もなく無聊を託っている。…託ったままでいるべきだが。サービルルームの後部、下部が斜めに切り取られた板があるのは防火壁兼用なのか。

まるで、ENEOSのカラーリングにあわせたかのような給油所。しかし。

スタンドラリーのサイトを見て驚いた。JOMOじゃないか。緑一色の防火壁も、緑の計量機も、まったく「ひどい」としか言いようがない。水道のホースが水色であることすら気に障る。コスモだってここまではひどくないのではないか。近隣住民は、ENEOSになってさぞ心安らぐ空間になったことと思う。

ここは、JOMOになる前は、どのブランドだったのだろうか。そのデザインも見てみたい。


 
20120510_009.JPG新潟市内の幹線道路を原付で走っていて、ふと目に入った閉鎖された給油所。キャノピーもない、こぢんまりしたこの店舗は、その「奥」に見える赤茶色の家屋が経営していたものだろうか。

20120510_000.JPGこんな形で、赤く塗られた部分がある防火壁を見る。日石の赤かと思ったが、どうも塗り方が違う。

20120510_005.JPG三菱だ!

20120510_006.JPG画像の色調を変えてみると、スリーダイヤがくっきりと浮かび上がる。そして、三菱マークの「白」と防火壁の「白」が別の色、というか別の塗料であることもわかる。

視線を防火壁に向けたまま右に移す。これも色調を変えてみる。
20120510_001.JPG赤い丸が見える。下段は色調を変えたもの。
20120510_003.JPG20120510_004.JPG左の赤い丸はVeedol MOTOR OIL。右の白い丸はDIAMONDは読めるが、その後が読めない。

20120510_007.JPG向かって右側の防火壁。ここも赤地に白抜きで三菱マーク。先の防火壁でもわかるが、下部は黒が帯状に塗られている。

20120510_002.JPG真正面の防火壁。サービスルームのする横。丸が二つあるが、どちらも褪色が激しく、なにも読み取れない。

20120510_008.JPGサービスルーム。小さな庇がチャームポイント。

この手のサービスルームを見るたびに思うのだが、なぜドアがど真ん中にあるのだろう? 室内レイアウトがものすごく難しくなるだろうに。まあ、これくらいの大きさでは客用スペースなどなかったのかもしれない。


 


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