ふと大分県の久住と新潟市との距離を測ってみた。
直線距離で885kmしかないのは意外だった。観念的に、新潟から大阪まで500km、大阪から福岡まで500kmなんだから、1000kmは軽く超えるものだと考えていた。そうでないのは、大分と中国地方の意外な近さがミソなんだろう。そういえばずいぶん昔に、徳山から国東までスオーナダフェリーに乗ったことがある。 地図を見るとき、無意識に「中国地方」「四国」「九州」といった見方をする。また、兵庫以西の中国地方が東西に延びるのではなく30度ほどの傾きを持って北東から南西に延びていることも見落としている。四国だってバットマンみたいな形をしているようなイメージで見ているが、実際にはシアーがかかっている。 これらはみな、私の脳内地図が、鉄道路線図を基準に覚えてしまっているからだと思う。新潟は東京の西か東か。真ん中通る中央線は南北か東西か。考えなければわからないほど、しかも時には間違うほど染みついている。これではエケナイ。 さて、上の画像に戻る。九重山頂と新潟との直線で結ぶと、地球を12kmの深さまでもぐらなければならないらしい。南備讃瀬戸大橋の2基の主塔の頂点同士だって、地球の丸味のせいで基部より数センチだったか広がっているんだから、これくらいあると言われればそうなのかという気もする。地下3000mの温度が摂氏100度というし、そのまま地下10000mまではその勾配が続くらしいから、そうなると300度以上の熱の中を通らねばならない。 それでは、東京の地下鉄も、実は両端を直線で結ぶと「地表下○m」ではなくもっと低くなるのではないかと思って両端が地下駅である都営新宿線の笹塚と本八幡で計測したが、報告できるような結果にはならなかった。残念。 PR |
カレンダー
最新記事
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
(10/22)
(10/21)
(10/20)
(10/19)
(10/06)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|