忍者ブログ
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]
 
北海道北部の国道を走っていると、どう見ても郵便局にしか見えない建物があった。まったく商店建築ではないのに、そこに掲げられているのは家電メーカーの看板。

手元の地図では、音威子府郵便局が移転したのかどうかもわからなかった。
PR
 
道北から旭川を迂回して富良野に向かう経路として、東川を通った。点在する集落の最奥部にあった建物にハッとした。郵便局舎ぽくないか?

 
ここには郵政書体の局名が掲げられていたに違いない。

隣接する畑にいらした方にご挨拶して、尋ねた。「郵便局でした?」。すると「そうですよ」と。いまは民家となっているとのこと。裏手に回ると、別の民家と接続されていた。これは後から接続したものだろう。

 
「声かければ中を見せてもらえるかも」と言われたが、それは遠慮した。とはいえ、局舎の中をどのように活用しているのだろう。

 
対角線を緊張する部材のため、一瞬、仮設かと思ってしまうが、そんなことはない。滝上から続く街中にあるため、規模が大きい。

 
 
窓は3枚の引き違い戸に見えるが、中央のみが右にスライドする。

 
旧郵政書体が残っている。







 
オホーツク海に面する雄武から、中雄武、上雄武と山を越えて西にある、幌内川の支流が集まる少し開けた場所にある上幌内。人家も多かったのだろうが、いまは人の姿が見えない。とはいえ、周囲の畑は営まれているので、人の出入りはある。かつての北隆鉱山の近くと言えば近く。

上幌内という地名は、ここ雄武と、十勝の鹿追にある。

 
道道60号と道道49号の交差点近くに、上幌内郵便局だった建物がある。

 
 
道路とはこんな位置関係にある。道路が高くなっているのは、すぐ橋を渡るために嵩上げされたのだろう。

 
裏に回る。窓の面積が大きい。

 
自分が映り込んでいてまったくアレだが、公衆電話室。地域の個人宅に電話は引かれていたのか。映り込んでいてすみません…(加工して消そうとしたのですが、うまくいかないのでやめました…)

 
事務室はそのままに。カレンダーは「20日」で止まっている。何年何月か。サイト『学舎の風景』によれば、すぐ近くの上幌内小学校の閉校が平成2年3月末。それから間もない頃かと思ったら、こちらのサイトによれば、廃止は1982年7月1日(=6月末限り?)とのこと。ということは、それから別の施設に転用されるなどしたのだろうな。

●同日追記



 
住み込みだったのか、通いなのか。業務量はどれだけあったのか。室内の様子は、数年前までは何かしらの出入りがあった感じだ。

 
向かいには、上幌内山の里PA。その奥に、上幌内小中学校の跡。校門と教員住宅が残っている。






 
富良野市から南富良野町へと向かう国道38号沿いにある西達布郵便局。看板を掲げたくなるような、ひどいオデコ。


 
手前から奥に向かう片流れの屋根。局名は、残念ながら旧郵政書体ではない。








Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
14 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア