写真は長野県の信濃川田駅(廃止)の横に立つ公衆トイレだ。駅のトイレが、さまざまな予算を駆使して建て替えられる例がたくさんある。使い手にとっては、それはきれいで清潔な方がいいだろう。街中になるのに汲み取り式では、使いたくても使わない人も多かろう。私もいやだ。
とはいえ、なんだか豪華になりすぎている気もする。とくに、道の駅。そこらの一戸建て住宅よりはるかに建設費がかかってそうな、でかい、広いトイレ。暖房付きもある。二重戸になっていて、内側にベンチがたくさんあるトイレもある。 写真は撮っていないのだが、神岡鉱山の入口たる富山県の猪谷駅は、以前は汲み取り式トイレだったのだが、高山本線活性化事業のためになぜかトイレが新築された。多目的トイレはウォシュレット付きである。早朝の一番列車で猪谷に行き、一本落として高山方面に向かう旅行者にはちょうどいいトイレポイントだ。ただしひとつしかないので、先客がいたらつらいことになるのでご注意を。 ・活性化事業の解説(PDF)はこちら ・こちらのサイトに写真あり
* * *
かつて野宿ツーリングばかりしていたころ、「トイレで寝れたら雨風がしのげるからいいなあ」と思っていた。でも、1990年代は、野宿できるスペースがあるトイレはまだほとんどなかったと思う。道の駅の休憩スペースも、かつては夜になったら施錠されていたものだけれど、いまはそうでもない。不特定多数が深夜も出入りすることを気にしないなら、風雨をしのげる場所は格段に増えた。もっとも、時代がそうなるにつれて、私はあまりバイクで出かけることもなくなり、もっぱら車中泊になっているのだけれど。 2012年8月、鵡川駅で駅ネ。夜から翌朝にかけては雨とのことだったので、テントは張らずにここに寝た。ありがたき駅の軒下。 PR |
カレンダー
最新記事
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
(10/22)
(10/21)
(10/20)
(10/19)
(10/06)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|