北越急行の高架橋 というエントリを書いたことがある。
北越急行の直江津方の蜘ヶ池高架橋(第一から第三?まであるようだ)は、まるでスラブ軌道のみ、といった印象の、とてもシンプルな形をしている。かつて、車内からその動画を撮ったことがある。 この50秒付近の高架橋を、下から見学してきた。 線路幅くらいのPC桁の上にスラブ軌道が載り、架線柱や歩み板の支えはそこから飛び出す形になっている。 左が高架橋。橋脚と接する部分にはハンチがついている。右の「載っている」ものは、道路をまたぐPC桁だ。歩み板の支えを見ていると、ここまで頑丈な張り出しが必要なのかなあ、と思わないでもないが、必要ないものを大げさに作るわけがないのでこれでいいのだろう。もしかしたら積雪対策かもしれない。 上写真右の橋脚にかすかに見えているのは空頭標。 空頭標 架道橋名 Ct(G)-3 空頭 4m 施工道路面標 道路面状1m00 協定番号 東支経契 第259号の2 協定年月 昭和63年7月 協定者 上越農地事務所 高架橋部分を下から。冒頭の動画で見ると、スラブの間の隙間(金網)は面積としては小さいように感じるが、こうして下から見るとむしろ「これだけ肉抜きしているのか!」と大きく感じる。この隙間は重量減とともに積雪対策にもなっていると思われる。 高架橋は3スパン4脚を1組として作られている。その接合部はこのように壁式橋脚が並んでいる。 そこを下から。 * * *
北越急行は、乗って楽しく、施設を見ても面白い。 ●関連項目 ・北越急行の地形的妙味(1)十日町 ・北越急行の地形的妙味(2)犀潟 ・北越急行(下り)十日町駅進入と発車/くびき発車 PR |
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