若桜鉄道は駅舎等が登録有形文化財となっている。因幡船岡駅の駅舎もそのひとつなのだが、展示にはいささか疑問がある。いちばんの疑問は上の写真。これ、椅子じゃないから!
鉄道省時代に作られた天秤ばかり。柱に貼られた銘板には、こうある。 因幡船岡駅 定量増錘附 注意 使用ノ際 ハ必ズ● ●目ヲ調 整スベシ その下の「D-3-1555」は後年の管理番号だろうか。 柱には昭和37年に修(理?)とある。 目盛り。こうした大型の天秤ばかりは、子供の頃、古紙回収屋さんにあったのを覚えている。 荷物の重さは、荷物を秤に乗せ、目盛りのまたがっている分銅を動かし、釣り合った位置の目盛りを読み取る…だったと思うが、最下段の写真がなんだかわからない。 この秤の使い方について、TcodeF様に教えていただきました。(9月1日追記) ●旧きものを訪ねる旅路(別館)-天秤式の秤 目盛りに「鉄道省 鷹取工場改造」とある。「正」「定」は校正時の刻印だろうが、いつのものかわからなくていいのだろうか。「正」にウ冠(?)がつき、2箇所その上からポンチしてある。「中」は不明。(佐藤信之様よりご指摘あったので同日に追記) 支柱の根元、台座にある銘板には「秤量100'0瓩 中 鉄道省鷹取工場製造」とある。 この秤、博物館モノだと思うのだが、こんな扱いであるため、自由に見られるのもまたありがたい。 PR |
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