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淡路・四国・九州のダムで書いた成相(なりあい)ダム。そこに「旧堤体」と書いたが、旧堤体は「成相池ダム」、いまの堤体は「成相ダム」。

 
その旧堤体を改めて見てきた。取水塔のような円筒の建物の向こう側の堤体を切り欠いてある。クレストゲートを撤去しても、堤体を切り欠かないと「堤体がなかったこと」にはならない。どの深さまで切り欠きされているのかわからないが、地盤まで? ここにダムの断面が露出する。

 
切り欠いた部分。

 
黄色い補助線は石積みの様子。写真左=上流側は、内側が尖った割石(間知石)。「石積み」堰堤の内側は粗石コンクリート構造、つまりでかい骨材を使ったコンクリート製だ。「粗石」とはいえ、『日本のダム美』(川崎秀明著)には「45Kg以下、板筋150mm以下」という定義が記載されており、それ以上のものを巨石コンクリート構造と区別して、それを初期のものである、と記載しているが、ここのはかなり大きく見えます。

戦中~戦後ということもあって特殊なのか、それとも「たまたま、断面ではそう見える」だけで実は小さいのか。ちょっと謎。

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