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尾道と対岸の向島を結ぶ渡船は3航路あり、車両が乗れるのは東側の尾道渡船と西側の福本渡船。その西側の福本渡船の動画がTwitterに流れてきて、驚いた。向島側の桟橋のボーストリングトラスがハウトラスに組まれているように見えたのだ。そこで、2022年末に西に出かけた際に見てきた。

 
「ボーストリングトラス」と書いたけれど、桟橋そのものは桁構造で、それを補強するためのランガーと考えたほうがいいように見える。冒頭の写真で桁下部が緑色に見えるので、補剛桁が薄いように見えるかもしれないが、2枚目写真の通り、アーチ部よりも分厚い。単に塗り分けているだけだ。

桁にかかる負荷に対して耐荷重に余裕があれば、斜材にかかる力は大きくはなく、斜材をこのように配置しても深刻な影響がないのかもしれない。ランガーと考えるならばそもそも斜材は不要。まったくの憶測だが。となると「ハウトラス」という形容そものもが正しくない。

 
本当はこれで本土に渡り、尾道渡船で向島に戻ろうと思っていたのだけれど、時間の都合で乗船できなかった。いずれ必ず。なお、本土側は桁橋。

* * *

 
 
 
こちらは東側の福本渡船の向島側の桟橋。桁橋ではなく、曲弦プラットラスと見て差し支えないだろう。よくあるのはこの形なのだ。




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