とあるおいしい酒饅頭を買いに行った帰り、というと嘘だな、ほうぼうに立ち寄るツーリングの一環で酒饅頭を買った後で「旧幹線道路」の雰囲気が漂う一桁県道を走っていた。こういう道はたいてい黄線が引かれた2車線道路で生活の色が濃く、よって給油所やスーパー、あるいは商店などに出会いやすい。
ふと、いい感じの出光があった。いかにも昔からやっていますという雰囲気に、まずグッとくる。 50代か、男性に給油後してもらったあと、ちゃんと写真に収めたくて、ついに言った。 「このスタンドすてきなので、写真撮らせてもらえますか?」 男性はニコニコしながら許可してくれた。そして、私は初めてきちんと給油所に向かったのだけれど、どうも難しい。冒頭の写真は、17mm(フルサイズ)でも防火壁が全部入らない。そして、センターを、全体の中心にするのか、キャノピーにするのか、サービスルームにするのかの迷いが出ている。上の写真も同じだ。手前の道路が斜めになっているのは、これはそういう場所だからだ。 この給油所のどこに惹かれたかというと、工場部分とサービスルームのバランスの良さ、そしてサービスルームの窓のRだ。 なんだろう、こういう建物…と考えて、ハタと気がついた。国鉄の[「カプセル駅」って、こういう印象じゃないか? 細かな意匠はもちろん違うのだけれど、扉や窓の具合に同じ匂いを感じる。IDEMITSUのロゴのあたりに庇をつければ完成する。 (1981年、古津駅) (これはカプセル駅とは言えないかもしれないが、標準設計のプレハブ的な駅舎である) こじんまりした給油所がすてきなのは、掃除が行き届いているからだと思う。すべてのものが整頓されている。これは、経営者の努力の結果である。ここのアブラを入れて良かったと思った。 PR |
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