2002年、ハンディGPSを入手した。VISTAのなんだっけ…。とにかく、ぜんぜん使わなかった。なんの知識もないので、宗谷岬で古いツーリングマップルに掲載されていた緯度・経度と照らし合わせ、「こんなに誤差があるのか」と思い、思い込み、そのまま机の引き出しに放り込んでおいた。いま思えば、なんともったいないことをしたのだ。 改めてハンディGPSを買ったのは、廃道探索をより効果的にするためだ。地形図に書いてある細かな道路は更新されないことも多いので、廃道化して相当の年数が経っていても地形図には載っている。実際には跡形もなく藪に覆われているのに。そういう場所で、確実に目的地に近づくために、買った。そして早速役に立った。 買ったのは、本書でもテストしているDAKOTA20。これを選んだのは、カシミール3Dの作者、杉本さんからの助言による。最初はカシミール3Dからマップカッターで切り出して地形図を転送していたが、めんどくさいので全国の2万5000図を買った。そのあたりの経緯はガーミンGPS用 「日本地形図25000全国版 microSD版」by TKAに書いた。 で、GPSログは多ければ多いほどいい、日本中に毛細血管が張り巡らされるような地図にしたい、という欲求がでてくる。これは、ハンディGPSを持たないと感じないものだ。鉄道の「乗りつぶし」に通じる気持ちだけれど、もっと強い。 本書の圧巻は、巻頭の2図だ。 編集後記にも書いたけれど、自分がいままでログをとっていなかったことが悔やまれてならない。年末年始に書いた西表縦断や、北海道の知床半島縦走などもう二度としないだろうし、廃止になった東京~釧路航路や東京~苫小牧航路などももう無理。もし、上京した1991年からでいいので、そこからのすべてのログをとれたらどうなっていただろうか。
* * *
本書については、すでに大山顕さんが「人生とは一筆書きのログ"『スマホ+カシミール3D GPSログ自由自在』」というすばらしい記事を書いてくださったので、私が説明するようなことはない。内容については、また別途会社のサイトに書こうと思う。 ついでに、気圧高度計内蔵のDAKOTA20ならではの気づいたこと。
列車がトンネルに入ると気圧が下がって耳ツンになる、ということの証拠。同じことは飛行機内でも起こる。私がとった飛行機のログは、実際の高度より2000m以上低いところを飛んでいることになっていた。これは誌面では使わなかったけれど。 こんな本です。ガジェット好きの人の目に触れることを第一の目的に作りました。お手にとってご覧いただければ幸いです。一部のファミマにも入ります。 本書は、twitterやネットで知り合った方、リアルの友人、みなさまのご協力で完成しました。友人知人を仕事に巻き込むのは気が引ける面もあるのですが、応えてくださったみなさまと、結果的にログのご提供にはならなかったけれどご相談に乗っていただいた皆様に感謝申し上げます。 PR |
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