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20100511-2.jpg

前回、何を書いて何が消失したのかもう忘れてしまった。いったい何を書こうとしていたのだろう。多分横桁のことだと思うので、横桁について報告する。

IMG_2612_R.JPGこのとおり、横桁は直線状である。そして、横桁のリブを利用して、縦桁が設置されている。

IMG_2604_R.JPG横桁の断面を見ればわかるとおり、エ型のクビの部分にL字型のアングル材を添え、その隙間を鉄板で埋め、さらにそこにL字型アングル材を縦に配置している。

ここに注目したのは、100フィートポニーワーレントラスの横桁に「カバープレート」があるものが初期のものだ、という記述を見かけたからだが、そのカ バープレートとはこのようなものではなく、単なる1枚の板であった。そのため、この、横桁端部の考察は意味のないものになってしまった。勘違いと思い込み で物事を進めようとしていた愚か者である>自分

絵に描いてみるとこんな感じ。

20100511.jpg


IMG_2587_R.JPGこのようにして、横桁はトラスの下弦に乗っかっている。これのどこが特徴的なのかというと、基本的には格点(この橋でいえばピンのある部分)に横桁があるのが通常の形態だからである。


IMG_2603_R.JPGIMG_2605_R.JPGIMG_2600_R.JPG続いて支承。ローラーが見えている。そして、シューが極端に移動しないように両側にL字型のアングル材が添えられている。




IMG_2637_R.JPG上弦のピン。内部までペンキが塗り込められている。

20100511-1.jpg下弦材のピン。残念ながらピンは見えない。下弦材に無数にあいたリベット孔が謎。

IMG_2618_R.JPG真横。とってもきれいです。これに見ほれ、私の中でのダブルワーレントラスの地位があがりました。

20100511-3.jpg東側、県道11号がオーバーパスする跨線橋から西に向かっては、このように見える。美しい。



この桁から言えること:

1886年製のパテントシャフト&アクスルトゥリー製のトラス橋の錬鉄製横桁は直線。



この橋は錬鉄製である。興味をお持ちになったら、「錬鉄ってなんだべ?」ということをお調べいただきたい。きっと、知的好奇心を満たしてくれるはずだ。


眠い。。。
最近、なにをしてても寝落ちしてしまう。この記述もおかしなところがあるかもしれない。

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