![]() 2025年2月、姫路の飾磨港から家島、そして坊勢島に渡った。そのなかでも、家島南西部の網手(あで)港から坊勢島奈座港に渡る坊勢渡船がとても魅力的だった。 網手港は無人だけれど、ここから、この大きさの船が11往復も出ているのだ。 ![]() 網手港そのものは後述する。この渡船は原付も搭載可能なので、てっきりランプを備える船だと思っていたら、なんと渡り板で原付を渡していた。このときは郵便バイクが2台。 ![]() ![]() 「客室」への出入口はなく、操縦室を通っていく。このときは2名の地元の方も乗船。 ![]() さて、網手港。家島の主たる集落の一つ、真浦から峠を越えて歩いてくると、こんなふうに眼下に見えてくる。 ![]() 島内は原付がとても多い。ここにもこれ以上止まっているので、この渡船で坊勢島に通う人が数十人はいるのだろう。 ![]() 待合室。この日は風がかなり強かったので、中に入ってもあまり風除けにはならなかった。 ![]() 冬とはいえ、瀬戸内。こうしたコンクリート待合室の窓ごしに眺める海と空は、とてものんびりしていた。 PR ![]() 天草下島の中田港から、獅子島の片側港を経て諸浦島(橋で長島、九州本土とつながる)の諸浦港を結ぶ天長フェリー。2022年末に新しいフェリー「ロザリオ・カーム」が就航した。 ![]() 中田港の乗り場は雑貨店を兼ねているような感じだが、待合室もある。壁に貼ってあるイラストマップは、久芳勝也さんの手になるものだった(クレジットなし)。1972年から刊行され、爆発的に売れた『ブルーガイド・パック』シリーズのイラストマップを一手に手がけていた方で、会社入ったころに、お世話になった方だ。亡くなられたことは、この久芳さんに関する記事で知った。 ![]() ![]() ロザリオ・カーム。両頭船だ。乗降する車両も人も少ないので、着岸してからのんびり写真を撮っている時間はない。 ![]() ![]() 固縛も輪留めもない…。ちょっと不安。 ![]() 車両甲板には予備のプロペラ。ここにあっても、万が一のときに持ち出して付け替えるなどということが簡単にできるわけがないと思うのだが、こうして常時持ち運んで(?)いるようだ。 ![]() 銘板。 ![]() 獅子島の片側港。何台か下り、何台か乗る。 ![]() ![]() 先代となるフェリーロザリオが係留されている。また、山坂汽船のフェリー海竜もいる。こちらはいま就航しているのだろうか、公式サイトがなく、長島町のサイトにも掲載がない。 ![]() ![]() ![]() 諸浦港。 ![]() バスが1台、到着を待っていたが、下船客は誰も乗ることはなかった。
備後商船 フェリー百風の続き。乗ってはいないけれど。
![]() 向島の歌港は、尾道~歌~満越~百島~常石の航路と、わずか400mほどの戸崎瀬戸を挟む対岸・戸崎とを結ぶ渡船が使う。 歌港の地面には、戸崎行きと百島行きがそれぞれ順番待ちできるように案内されている。 ![]() 写真左の2階建てのプレハブの1階が待合室。中には机と椅子。無人。 ![]() 浮桟橋。第1歌戸丸が見えている。その右に見える赤いのが戸崎港。 ![]() 第一歌戸丸。戸崎港との行き来はすべて見える。 この航路は尾道市を含む第三セクターで、尾道水道の渡船2航路とともに「おのみち渡し船株式会社」が運航する。 ![]() 尾道から、向島・満越・百島を経て常石を結ぶ、備後商船の航路。1日4往復ある。百島はわかるが、常石とを結ぶ需要は、どういうものなんだろう。常石造船があるとはいえ、陸路を行くほうが時間に縛られないしお金もかからないし…? ![]() このフェリーは尾道から出るが、尾道では車両を積めないので、航送するならば向島の歌港からとなる。意外にクルマが並んでいるが、百島のクルマのようだ。 プレハブの1階が待合室。なにもない。 ![]() フェリー百風。瀬戸内の船らしく、航路を正面に掲げている。 ![]() 乗り込む。 ![]() バイクを固縛などしない。瀬戸内なので。 ![]() 歌港は無人なので、船内できっぷを買う。「常石まで」と言ったのに、福田(百島)までのきっぷが発行されてしまった。常石まで行く人などいないから…? 申し出て差額を支払ったが、きっぷはそのままだった。 ![]() 船内にある神原造船の銘板。 ![]() ![]() 車両甲板に台車が一つ。郵袋とダンボール。ダンボールは冒頭のCOOPのトラックから出てきたような気もする。 ![]() 満島港。徒歩客が降りていくのみ。クルマの出入りはなし。 ![]() 百島・福田港。クルマが降り、クルマが乗ってくる。 ![]() ![]() 常石港着。 ![]() ![]() 常石の待合室には券売機があった。 ![]() ![]() 2022年末にランツァで日生港から小豆島に渡った。日生港には有料駐車場があり、そこにクルマを駐めてランツァを下ろした。24時間で1000円。 時刻は6時43分頃。夜明けが近い。 ![]() ![]() 日生港の瀬戸内観光汽船の窓口はJR日生駅に隣接している。道路を挟んで港だ。日生港発は8時。 きっぷは自動券売機で買えるが、駐車場を借りるので窓口が開くまで待つ。7時半だったかな。 ![]() さすが瀬戸内。チョックをかますのみ。 ![]() 甲板は凍っていたが、出港してまもなく直射日光が照りつけるとたちまちに溶けていく。 ![]() 鹿久居島に渡る「備前♡日生大橋」ごしに日の出。 ![]() ![]() 船内の売店は営業していないように聞いていたが(古い情報かもしれない)、開いていたのでうどんをば…。後述するが、営業は9時20分から17時30分らしい。 ![]() ![]() 1時間10分で小豆島の大部港。ここから約8時間、小豆島を走った。 * * *
![]() ![]() 帰り。朝とは雰囲気がまったく違う大部港。きっぷ売り場は1階の赤いクルマの向こう、駐車場の管理室みたいに見える場所。2階の待合室は誰もいない。 ![]() ![]() ![]() 17時30分、本日4往復目のフェリーひなせが大部港に着いた。 ![]() 18時15分発の便はクルマは少なかった。 ![]() 売店は17時30分までということで営業していなかった。朝の日生発から営業しているのだから、日生から乗り込んでいるはず。となると、売店の人はこの便に便乗して日生に戻る? |
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