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予定していた便に乗れなかったため、島鉄フェリー フェリーあまくさⅡで天草下島の鬼池港に着いたのは、ちょっと遅かった。せっかくの天草だが、急いで抜けないと島に取り残されてしまう。今回のツーリングはテントを持って来ていない。島内で飛び込みで泊まれるところをさがすのも大変だ。というわけで、ダッシュで下島を南に縦断し、牛深港をパスして下須島(げすじま)の西海岸へ。目的は、烏帽子坑だ。

相当に細い道をせかせかと走る。対向車皆無なのがありがたい。バイクだからまだいいけれど、クルマだったら倍くらいの時間がかかるかもしれない。ここでゆっくりドローンで撮るつもりが、バイクを駐めてちょっと眺めてすぐ引き返して牛深港へ。下島と下須島の間は100mも離れていないが、牛深の港をパスするハイヤ大橋とその途中で分岐するルートなどがあり、ツーリングマップルだけではとてもわかりにくい。何度もスマホをポケットから取りだして確認しながら戻った。

 
牛深港に着くと、もう19時30分近かった。腹減った。でも何かを買いに行っている時間もない。すぐに三和フェリーの第二天長丸が現れた。

 
 
すぐに乗船。

 
 
TENERE700はこんな感じでチョークのみ。ロープで固定しないんだな。鹿児島県長島(長島も天草諸島の一つだ)との間の長島海峡が、いかに凪いでいるかの証拠でもある。

 
天草下島、通過しただけだったなー…。きちんと再訪しなくては。

 
ハイヤ大橋を右手に見ながら出港。

 
牛深漁港のすてきな製氷貯氷所。

 
 
第二天長丸の製造は、大三島の藤原造船所だった。


海上で県境を越え、鹿児島県となる長島の蔵之元港へ。


蔵之元港。最終便を待っていたクルマはいなかった。

 
夕闇迫る港。

 
ハイシーズンになるとこのレーンが埋まるのだろうか。

長島を出て九州本土に上陸する頃には完全に暗くなっていた。




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諫早湾の潮受け堤防を撮ったあと、急いで南下するはずが、方向音痴なので「右」を「左」に行ってしまったので、フェリーに乗り遅れた。おかげで天草をただ走り抜けるだけになってしまった。

それはともかく、口之津港。とてもきれいな建物。まだ移転したばかり。フェリーあまくさⅡは、着岸して搭載車両を下ろすと、いったんランプウェイが閉鎖された。

 
左に視線をやると、旧口之津港に、フェリーくちのつが係留されていた。

 
乗船。バイクの固定はこれだけ。早崎瀬戸がいかに凪いでいるかの証拠。

 
左舷にしかないファンネル。

 
船内の案内。

 
鬼池港に近付く。

 
鬼池港下船後。

 
鬼池港のフェリーターミナル。
* * *


GoogleMapsで口之津港を見ると、海上に妙な道路が見えている。というか新ターミナルがない。


衛星画像を見るとターミナルは埋め立て後に建設中。つまり、地図のほうは「地面」が反映されていないのだ。






 
「人間魚雷」こと「回天」の訓練基地があったことで知られる大津島に行ってきた。バイクで上陸しようとしのだが、島の南北を結ぶ道路が土砂崩れで通行止めとのこと。島を一回りできなければバイクを渡す意味がないので、徒歩にて乗船した。

 
徳山港の乗り場はスオーナダフェリーの乗り場(左の赤い門状のランプがそれ)に隣接している。

 
 
積載台数は6台。バキュームカーと配送用トラックと。乗船時の改札はなく、船内で切符の回収がなされる。

 
 
 
フェリーはまず北側の刈尾港に着く。けっこう多くの客の出入りがある。

 
次いで、南の馬島港へ。「回天」関連の遺跡はこちらだ。

 
右の浮桟橋は高速船用。

 

船体は、徳山港よりも島側のほうが見やすい。

動画を少々。




自動車運搬船・ARIES LEADERの公開の日を1日間違え、前日に行ってしまったのだけれど、そこで運よく国土交通省の油回収兼清掃船「べいくりん」の見学ができた。

 
正面には回れない…。

 
双胴船で、こちらは船尾。前方に操舵室があり、中央・後部に浮遊物回収用のスキッパー(可動式のバケット)などがある。


これがスキッパー。

 
双胴船であるのがわかる角度。後ろから前を見る。


前方からのシチサン写真などは撮れず。

べいくりんにはいろいろな能力があるのだけれど、わかりやすいのはこれ。


こうして浮遊物のうち、軽いものを回収する。
 
木っ端みたいなのが多い。回収物は、このコンテナごと陸上に揚げる。


いろんなものが浮遊しているものだ…。国交省のサイトでは、家庭用冷蔵庫がプカプカ浮いている写真がある。あと、タイヤ。持つとかなりの重さがあるんだけれど、たとえばバイクで川を渡ろうとすると、中の空気で浮いてしまうほど。

 
東京湾と港は、管理者がそれぞれ清掃船を持っている。国交省は「一般海域」を中心に広大な範囲を回る。横浜港を基地として、1日で、北側または南側に行って帰ってくる…くらいの作業範囲・スピードとのこと。出動地域はあらかじめ決まっているわけではなく、レーダーと、潮流を表示する装置とで毎日判断し、毎日出動場所を決めていく。

 
これは台風による漂流物の発生とその回収を示したもの。

 
 
東日本大震災の際には長期間に渡る支援に行っている。

 
なんだろう、うっすらフィンのようなものが見える。なぜこうして固めてあるんだろう…。





自動車運搬船・ARIES LEADERのエンジンルーム
自動車運搬船・ARIES LEADERのランプの続き。

 
船尾のランプウェイから船内に入ると、こんな風になっている。向かって左奥は階上に行くスロープ、右は階下に行くスロープと階上に行くスロープ(の先端が見えている)。天井は上のフロアの床板、これを上下させることで、積み込むクルマの車高に合わせ、効率的に積むことができる。リフタブルデッキという。

 
上の写真の「奥」から振り返ったところ。床にある無数の穴はクルマを固定するためのもの。白い丸は、リフターカーのアウトリガを下ろすところ。

 
床板の昇降は、このリフターカーがジャッキアップし、サイドで固定する。なぜワイヤーでないのかというと、多くの床を細かく上下させるため、もしワイヤーだとその取り回しも占める体積もけっこうなものになるから、このようにトラックに架設したジャッキで昇降させるほうが効率がいいとのこと。

 
このように4カ所のアウトリガを張り出し、ジャッキアップする。

 
これは片隅にいた車輌。サイドビュー。

 
キャブはドアも屋根もない。日野のエンブレムもない。でもキャブのウインカーはある。ドアはともかく、屋根もない仕様があるんだな。

 
アップされるデッキはこんな感じになる。何段階かあるようだ。(4?)

 
写真左、クルマの向こうが、リフトアップされたデッキ。

 
 
リフタブルデッキ同士の接合部。

 
リフタブルデッキは、意外にも、スロープの上の甲板にもある。この場合、リフターカーは勾配に駐めて作業をするのだろう。


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