10月2日(日)、カルカルで開催された『オレ鉄ナイト』に参加してきた。
このイベントが開催されると聞いて、すぐ企画者の武田保志さんに「出たい!」と伝えた。話したいことは山ほどあるが、とくに話したいのは、鉄道と地図との関係。鉄道は地形とは密接な関係を持つのに、それを「地図」で見てしまうと、あまりおもしろみを理解してもらえない。だが、鳥瞰図で見ると、鉄道路線が峠を越えるときは、川を遡り、登り切れなくなったところでトンネルに入って峠の下を抜け、向こう側の谷筋に入る…というのがとてもよくわかる。そこから、さまざまな想像が始まる。これを伝えたい。 かつて、そんな本を作った。『カシミール3Dで見る・自分で描く 空から眺める鉄道ルート』だ。2006年の刊行で、書店には在庫しているはずなので、ぜひご覧いただきたい。著者は松本典久さん、写真はRGG(ほとんどが荒川好夫さん撮影)。そこに、この鳥瞰図を自分で作れるソフト「カシミール3D」と地図データ、その解説(すべて杉本智彦さんによる)が入っている。 当日は15時に会場入りし、リハ。 おお、伊藤壮さんの「彫り鉄」が図らずも見えている。(撮影時点では、壮さんが何を出すのか秘密にされていた) 17時30分、第一部スタート。私はステージに向かって右端で、写真家の米屋浩二さんと一緒に観覧していた。 ・栗原景さんの『ほろ酔い鉄』 ・ヤスコーンさんの『寝台特急鉄』 ・武田さんの『社長公募鉄』 そして第二部。私が一人目。けっこう緊張する。一人目だし。 自分がステージに上がっている写真は、米屋さんが撮ってくださった(ありがとうございます)。足閉じろよ>自分。 十数ページのPDFと十数枚の画像を用意していったのだが、思った以上にコメンテーターたち(第一部の方たち)との会話になったので、実際はステージ上でカシミール3Dを操作することに終始した。お見せしたのは、タクさんが話した越美南線・越美北線を結ぶショートカット(油坂峠)ルートの鳥瞰図。これでカシミール3Dに興味を持たれた方は多いと思うので、ぜひこういう楽しみ方を試してみて欲しいなと思う。 ほとんど未発表となった画像はこちら。 (Frickrにアップしてあるので、ジャンプ先からご覧ください) 第二部は、こう。 ・レオンさんの模型動画鉄 ・しろうまりもえきちょうさんの中の人鉄 ・伊藤壮さんの彫り鉄 ・松ヒトシさんのオブジェ鉄 ・やまもとさんの旅人鉄+写真 ・佐藤弘樹さんのスポーツ撮り鉄 松さんの「オブジェ」がすごかった。 8630。こういうものは、バルブギアの仕組みや位置関係等を立体的に把握していないと、作ることはできない。なおかつ、大胆なデフォルメもお見事。 クリスタルのC11は、砂撒缶がボイラケーシングとサイドタンクの間を通る様子などまでわかる。いろいろと製作のお話もお伺いしたのだが、ほんとにすごい。 壮さんの彫り鉄。 (ほかの皆さん、写真撮ってないのですみません)。 出演者で集合写真。 . このイベント、会場のお客さんも、UST見ている人たちも(かなり多かったようだ)、口を挟みたくてうずうずしているのがよくわかった。横山店長はまたやる!と言っているので、次回ももちろん申し込む。 好きなことについて話すのが、こんなに楽しいとは思わなかった。次は倍率上がるかな? 当日のTL(togetter) PR |
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