渡島半島の西側、別名松前半島の東海岸に、知内から分岐して南下する、行き止まりの道路がある。終端は小谷石という集落で、道路が通じる前は海路でアクセスする集落だった。
その道路の終端部が、ここ。防波堤と民家に挟まれたところで切れている。健康そうな子どもたちが何人か遊んでいた。 小谷石に行く途中、狐越岬という断崖をしおさいトンネルで抜ける。その海側に、旧道が見える。 しかし、閉鎖され、とりつく島もない。 南側に回ると、旧道に行けそうだ。 このような形で見えている。すごい切り通しをしたものだ。 このような切り通し。周辺には密漁禁止の看板が立ち、密漁監視の看板を掲げたクルマが頻繁に往復している。バイクを止めてここらへんを歩いている私は、彼らから見たら密漁者に見えるだろうから、カメラで写真を撮っていることをおおげさにアピールした。 とはいえ、足下には、けっこうたくさんのウニの殻が落ちている。また、大きなかたつむりも多かった。 切り通しを進む。この標柱は…? 日蓮宗のものだった。関係ないが、北海道では多くの天理教の施設、それも地域に根付いている建物を見かけた。 その先には、閉鎖された覆道の坑門。その奥には隧道がある。ここで引き返した。
* * *
小谷石には、ローカルバスが3本、通じている。web上には、その乗車記もある。冒頭の小谷石の写真を撮って引き返したら、バスがやってきた。LEDによる行き先表示は「すみません、回送中です」。とっさのことで写真を撮れなかった。 小谷石は、1973年に土砂災害に見舞われている。そのレポートがここにある(PDF)。 http://www.gsj.jp/data/chishitsunews/74_02_01.pdf PR |
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